旅の日 ~ちょっと旅の話~

5月16日は、「日本旅のペンクラブ」が定めた「旅の日」でした。自分に持って来いの日じゃないかと、記事を書く気満々でいましたが、野暮用を片付けているうちに、日が変わってしまいました。

あの松尾芭蕉が、「奥の細道」に旅立った日なんだそうです。「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」。中学の時に暗記させられたっけ。芭蕉先生も現代の旅の手段を知ったら、さぞ腰を抜かすでしょうね。いや、「そんなのは旅じゃねぇ!」って怒り出すかもしれません。自身の脚力だけを頼りに旅をした時代と比較すれば、快適だけれど本当にせわしない旅をする世の中になりました。

このGWも、海外脱出組あり「安近短」組ありと様々。混雑するのはわかっていても、家族にせがまれたり長い休みを取れない人は、気合を入れて出掛ける訳です。
自分は以前、現実逃避のために列車を乗りまくって旅をしていました。それから旅行会社へ就職し、仕事としての旅も経験しました。主観的、客観的に旅を味わったのですが、やはり仕事としての旅は、旅ではないと思います。旅は現実逃避でなければ、せっかくのさまざまな情報を見逃してしまうし、移動してきた距離感を認識することが出来なくなってしまいます。時間をかけることによって、生活人から旅人に顔つきが変わっていくのだと思います。だから自分は、国内の移動で空路を選択することはほとんどありません。国鉄全線走破達成後は、列車だけでなく、バスや船での旅もしてきました。生活人から旅人になり、再び生活人に戻るまでが旅だと思っています。

海外へ出掛けたのは、ほとんどが仕事です。10~20名のお客さんを引き連れて、主に東南アジアへの国を訪れました。その中でも台湾がダントツで、プライベートを併せると26回を数えます。大概の場所なら、ガイドブックなしで歩けるようになりました。
パック(ツアー)旅行は、うまくいって当り前。ところが、言葉も習慣も違う場所では、考えもしないハプニングが起こるもの。出発前の成田で、いきなり迷子になる人、現地で迷子になる人、荷物が届かない人、ホテルや航空券のダブルブッキング等々・・・。でも、強気で係員に依頼したり、時には袖の下を渡せば、案外どうにかなるものです。

こんな経緯で、まったく海外には興味がなかった人間が、ひとりかふたりで異国の地へ出向くようになりました。アメリカ、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、そしてケニア。当然仕事で行くことのない国ばかりを選び、旅を満喫しました。特にケニアは、キリマンジャロとサファリラリーを見たくて見たくて。当時は2度トランジットして、34時間もかかりました。若かったんだなぁ。

自分の思い出に浸ってしまって、こんなの記事でも何でもないですね。読んで下さった方、すみません。現状では「パニック障害」が完治しないと、乗り物への長時間の乗車はリスクが大きいため、遠出は控えています。せっかく温泉地・伊豆の目と鼻の先に暮らしているので、露天風呂付きの旅館でのんびりっていうのもいいですね。

最後に、行ってみたい国内外の場所を挙げてみます。
-国内-
①函館
日本で1番好きな街です。相当な数訪れましたが、何度行ってもまた行きたくなる場所です。八幡坂から見下ろす町並みがイチオシ。
②利尻島(オタトマリ沼周辺)
シーズンオフになると観光客が訪れることもなく、自分の呼吸する音しか聞こえないほど静かなところです。沼の水も澄んでいて、利尻富士が逆さまに映る姿は息を飲みます。
③与那国島
「Dr.コトー診療所」の影響ですね。ただのミーハーだったりします(笑)。

-海外-
①南極大陸
と言うより、海に浮かぶ氷山が見たいです。それとオーロラかな。やっぱりきっかけは「南極物語」かもしれません。
②ネパール
ボランティア絡みで、出向く可能性はかなり高いです。最貧国なのにそれを感じさせない、子供たちの素敵な笑顔に出会いたいと思っています。また、サランコットの丘から、マナスルなど7~8000m級の山々も見てみたいなぁ。
③ハワイ島(マウナケア山)
ハワイは、あまり海外という感覚はないのですが、ここだけは別格。標高4000mの山頂から、星空を眺めたいです。各国の天体観測基地が集中している場所だけあって、星の数は半端じゃないそうです。

特に海外は、到底想いが叶うものではないので、「Google Earth」を開いてガマンするしかないのが現実・・・です。

コメント

副社長 #RbGeqkE.

ハワイ島、わたしも行ってみたいです。
星空、迫力でしょうね。
マグマも見てみたいです。
人生観が変わったという人がいました。 *^^*

2007年05月17日(木) 23時46分 | URL | 編集

ギターオヤヂ #QjtTlS4.

副社長さん

ハワイ島って、「惑星・地球」を意識せざるを得ない島だそうです。
地上では、すぐ手の届く場所に溶岩が脈々と流れていたり、空を見上げれば、降ってきそうな満点の星に恐怖さえ感じるとか。人生観が変わったという人がいても、決して不思議ではないと思います。
行ってみたいですねぇ。

2007年05月18日(金) 00時27分 | URL | 編集

紅緒 #TEzGU1vU

旅行の思い出・・・

こんにちは♪
ギターオヤヂさんの記事を読ませて頂いて、ギターオヤヂさんが旅行にどれだけ行かれていたのか…パスポートがいっぱいになって書き換えになるってことも果たしてあるんだろうか?なんて自分が知らないことまで思いを馳せたりしています。
私の旅行の思い出ときたら…どこで何を食べたのか?っていうようなことばかりで、旅行といったら、車でも電車でも車中でお弁当を食べたりお菓子を食べたりと…SAのことや駅近くで何を食べたのか?そんなことしか覚えていないんですよ;汗。
写真を見て、あら?こんなことろに行ったっけね?ここはどこ?なんての記憶しかなくって…呆れられていますよ;汗。
それでもギターオヤヂさんの行きたい場所を聞くと、どこもここも行きたいって思うのですよ。
与那国島は、ここの出身の友達がいますが、いつもMY民族衣装で盛り上げてくれるんですよ。明るくて人を喜ばせてくれる楽しい人です。それでいてまじめで人にも優しいです。いいところだよ~っていつも聞いていますので…私も行きたいところの一つです。
北海道も食べ物が美味しそうだし、行ったことはありませんが、友達が襟裳岬に住んでいるので、一度行きたいなぁって思っています。
ハワイは、オアフ島しか行ってませんので他の島にも行きたいと思っています。
南極は寒いのは困るけど…南極物語は私も大好きなので…またDVDでも借りてきて見ようなかぁって思っています;笑。
子供が小さい時は、毎年1,2回は旅行に出掛けていましたが…ここのところ家族で旅行といっても子供は行きながらなくなって…ちょっと寂しい気もしています。

2007年05月18日(金) 17時40分 | URL | 編集

ギターオヤヂ #QjtTlS4.

紅緒さん

あるパスポートは2度増補しました。それも、スタンプで真っ黒に。最近取得したものは、見事に真っ白けですけどね。1番きつかったのは、5泊6日で上海・西安を回り、翌日の昼から午前1時頃まで東京ドームへの野球観戦ツアー、そして一睡もしないまま台湾2泊3日のツアーへ。行き帰りの飛行機では、さすがに爆睡でした。

もしかしたら以前も書いたかも知れませんが、10人旅に出れば10通りの旅行の仕方があると思っています。食べる旅、見る旅、それで楽しければ言うことなしです。襟裳岬は、霧笛が響くと何とももの悲しい雰囲気が漂います。

2007年05月19日(土) 09時53分 | URL | 編集


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