「北斗星」廃止

寝台特急「北斗星」が、来年3月で廃止されることが発表されました。青い車体で定期運行される寝台特急列車は、JRからすべて消えることになります。青函トンネル開通に伴い昭和63年にデビューした「北斗星」、首都圏から乗り継ぎすることなく札幌まで行くことが出来る夢の列車として、大変な人気を博してきました。ただ、新幹線の開業によりここ数年のうちに3往復から1往復に減らされ、同じ路線を走る「カシオペア」に客を奪われることとなり、廃止は時間の問題と囁かれていました。

北海道新幹線の試験走行はダイヤの空いている夜間に行われるため、同じ時間帯を通過する寝台列車には都合が悪いこと。新幹線は交流2万5千ボルトなので、従来の2万ボルトの機関車では走行不可能になること。そして、製造から30年以上経過している車両の老朽化。これが廃止の理由です。なので、同じ境遇の大阪発「トワイライトエクスプレス」も同時期に廃止となります。だったら「カシオペア」はどうなるんでしょう。

これまで「北斗星」には3度乗車して、上野~札幌間の旅を楽しみました。いずれも下りの利用。説明しなくても何となく分かっていただけますよね? とにかくチケットが取れないと言われていましたが、1回はB個室、2回はA個室に乗ることが出来ました。若い頃寝台列車なんて高嶺の花で、硬い座席の夜行列車で旅をしていた自分にとって、個室での移動は憧れというか夢を叶えたかったからです。

多客期の臨時扱いで残るという話もありますが、上述の設備的な理由から現実的ではありません。とにもかくにも「トワイライトエクスプレス」同様、廃止の日までチケットの取り合いになるでしょう。


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