衆院選、投票すべき?

「選挙権がある以上行かなきゃダメでしょ」って怒られてしまいそうですが、そもそも何で解散したのかがよく判らないし、何を争点にしているのかもまったく見えてこないんです。代議士さんたちは「アベノミクスの評価を問う」とか言っていますが、とっくに結果は出ているじゃないですか。大企業と投資家だけがその恩恵を受けているだけで、ほとんどの人は良くて「変化なし」、その他は必死にやりくりされているんじゃないでしょうか。少なくとも我が家は、民主党が与党だった頃から何一つ変わっちゃいませんよ。2年前野田前首相と約束をして大見栄切って政権交代して少しは変わるだろうと思っていましたが、平民にはまったく関係の無い「アベノミクス」でした。

いや、自分たちはまだ全然恵まれている方で、東日本大震災で未だに仮設住宅で生活されている方々や、広島市北部で発生した土石流で家族や家を失った方々、つい先日長野県北部で発生した地震で家を失った方々にしてみれば、「何が選挙だ」と言いたいでしょう。事実解散が決まった日のニュースでインタビューに応えていた仮設住宅のお年寄りは、怒りで体を震わせながら「もうとっくに限界を超えている。またここで冬を越さなければならないと思うと正月も何もない。そんな時に選挙とは・・・」と、吐き捨てるように言っていました。被災された方は、みなさん同じ気持ちでしょう。安倍さんはカラ回りしているのを承知しているのに、笑顔を浮かべながら福島で堂々と2年間を自画自賛する演説をするのは、与党大勝、アベノミクス安泰とでも思っているからしょうか。

カネの不祥事で大臣を辞職した群馬県の代議士さんも今回立候補しました。しかも、自民党の推薦付きです。涙を流しながら「もう一度スタートラインに立って一から・・・」と演説していましたが、思わず「あなたのスタートラインはそこじゃないから」とツッコミを入れてしまいました。応援団体の運営をすべて把握している議員はいないと思いますが、今回の事件はあまりにもお粗末。解散の片棒を担いだとも言われた人が、舌の根も乾かぬうちに立候補するのはどんなものでしょう。痛い思いをした人です。地元で体制の立て直しを図って、外から政治を見詰め直してから次の選挙に立候補した方が、それこそ国政にとって必要な人になるような気がします。

一方の野党ですが、こちらは見事なほどバラバラで、自分たちの私利私欲でしか選挙を見ていません。海江田さんは「アベノミクス大失敗」と猛攻撃をしていますし、他の党も消費増税撤廃、雇用促進と気勢を上げているものの、それに代わる財源の提示や策がまったくありません。得意のその場限りの言いっ放しです。みんなの党に至っては、解党してそのうちの何人かが民主党に加わったのですから、この人たちはいったい何を考えてるんだか・・・と不思議に見えてくる訳です。沈みかけている泥船から別の泥船に乗り換えただけ。無所属で戦おうとしないあたりに、有権者を無視して自身のことしか考えていないことが見え見え。

さて、どこに投票しましょう。有言不実行の与党か、世間とのズレにまったく気づいていない野党か、それとも別の選択肢か。選挙に行かなければと思いつつも、解散の目的と争点が見えない選挙に興味は薄れるばかり。投票日に向かってますますシラけなければ良いのですが・・・。


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