富士山周辺に桜を求めて

開花予想でズッコケてしまってから、平地ではあっという間に満開を過ぎてしまいました。花見はグランドで済ませていた(?)ので、カメラを構えて桜と向き合うことは、今シーズンはありませんでした。幸い住んでいる場所は、40分も走れば富士山の麓にたどり着けるので、GW頃までは桜が楽しめます。昨日はカミさんが実家へ行くというので、ひとりでのんびりと、富士山周辺へ桜を求めて出掛けてきました。

最初に訪れたのは、富士宮市の北部にある「富士桜記念墓地公園」。この場所に通い詰めて10年以上経ちますが、8千本あるという桜を始めとして、季節の花が洋式墓石の周囲を鮮やかに彩ってくれます。しかも墓地なので、酒を飲んで大宴会という姿はなく、あちこちにシートを敷いてお弁当を楽しむという、静かなお花見が出来るのも魅力。
NETの情報では5分咲き。ところが着いてみると、5分咲きどころかどの木もチラホラしか花をつけていないのです。しかも曇天で富士山も見えず、気温は13度。出掛ける時は、そこそこ晴れていたのに。花が密集している枝を見つけても、光が差さないので発色がダメ。今回、数年ぶりにフィルムカメラを引っ張り出して、リバーサルでも撮ってみようと意気込んでいたんです。時折富士山が顔を出してくれましたが、今日の主役は桜。庭園の整備を行っていた方に聞いてみると、ここ一週間は曇りの日が多く気温も上がらなかったので、まったく開花状況が変わっていないと教えていただきました。でもね・・・と、その方が続けました。
「満開になる前に、花びらが散ってしまう桜が結構あってね。こんなこと今まで見たことない」
2日ほど前の地元紙にも、このような記事を見かけました。確かに根元には、たくさんの花びらが落ちている木が。ここにも、異常気象の波が押し寄せてきているんでしょうか。

10枚ほど撮影して次に訪れたのは、この公園から西へ4kmほどの地点にある田貫(たぬき)湖。富士山を撮影する写真家には有名な場所で、年に2回富士山の頂上から朝日が昇る、「ダイヤモンド富士」が撮影出来る場所なのです。自分も初めて出掛けた時が、10年にあるかないかというピーカンの当り日。刻々と変化する空の色に息を呑みながら、夢中でシャッターを切ったのを憶えています。その時の写真がこちら
そんなイベントが無い時は、釣りを楽しむ人がいるくらいで、とても静かな湖です。ここでも桜はイマイチ。日差しは回復しているのに、何ともついてない。それでも、久しぶりに聞くフィルムカメラのシャッター音に感激!デジカメの「作られた」音ではない、メカニカルな響きは撮っているという手応えがあります。ただ、撮った後に画像を見ようと、背面のモニターを探した時は、思わず苦笑いしてしまいました。習慣というのは恐ろしい。

昼食後は、近くにある観光酪農施設「富士ミルクランド」へ。カミさんのリクエストで、ここで作られているカマンベールチーズケーキの購入指令が出ていたのです。確かに味が濃くて、もっちりとしていて美味い!長男に牛乳チョコ、家にはチーズちくわを買って、早々に出発。富士山へ登りました。

登り始めてほんのわずか、右側一面に桜が満開になっている場所に遭遇。すぐさま脇道にクルマを停めて、撮影をしながら少し歩いてみました。どこかが管理をしているような場所ではないにしても、200本以上あると思われる桜が満開と来れば、今日初めて熱くなってシャッターを切りました。これで日差しがあれば、言うことはないのですが。
sakura0709.jpg

だんだん高度が上がっていけば、当然桜なんて咲いてはいません。まだ枯れ枝のままの冬景色でした。標高1500mにある「水ヶ塚公園」での気温は5度。息は真っ白で、洗面所の水も切れるほど冷たかったです。そのうち霧は出てくる小雨は降るで、早々に御殿場へ下山しました。その途中ハプニングが!「富士山スカイライン」は、自衛隊の演習場を貫く形で作られています。時たまドスン!という、砲弾が落ちる音がして驚かされます。今回やけに近くでヘリコプターの音が聞こえるので、スピードを落として辺りを伺っていました。すると、突然丘の向こうからCH-47輸送ヘリが姿を現し、隊員が降下訓練を始めたのです。距離にして100m。こんな機会は滅多にないと、すぐさまクルマを降りて撮影開始です。
sakura0705.jpg

しばらくしてホバーリングを終え、こちらへ向ってきた時に撮影したのが上の写真です。真上を越えた時は、ローターの風を感じるほどの距離でした。スゲエ迫力。

まあ、何を撮影しに行ったのかわからなくなってしまいましたが、桜で不完全燃焼だったので、神様がかわいそうに思って、最後にプレゼントをくれたのかもしれません。
走行距離は170km、時間とルートを決めずに走ったせいか、それほど疲労も無くいい気分転換が出来ました。左指の痺れは相変わらずですが、ひどくなることもありません。家でくすぶっているよりはいいでしょう。

さて、これからカウンセリングと、その指の治療に出掛けて来ます。治療の詳細は、また後ほど書くことにします。
なお、HPに今回の写真をUPしました。こちらからお入り下さい。

コメント

はらぐろ #mQop/nM.

最近の天気予報も含め、開花予想も、全くあたらないですね。写真、桜のじゅうたんのようで、本当にきれいですね。自然に、予報は必要ないかもしれませんね。

2007年04月13日(金) 22時25分 | URL | 編集

ギターオヤヂ #QjtTlS4.

はらぐろさん

開花予想は、長い冬を越した人たちが、心待ちにした春の訪れを告げる、ひとつの方法だったのかもしれません。時季が外れると不満を漏らす輩もいますが、花は季節を感じ取って咲いています。

今回の写真は、どれも色がくすんでしまって、生き生きとした感じが伝わりません。桜は、やはり日差しに照らされて、ピンクに輝く様が一番似合う気がします。リベンジするか否かは、現在検討中です。

2007年04月13日(金) 23時45分 | URL | 編集


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