両校に拍手!!

第79回春の選抜高校野球は、6-5で静岡代表の常葉学園菊川高校が、岐阜代表の大垣日大高校を破り、初優勝を飾りました・・・
というのが、メディアの見出しになるでしょう。勝負事なので、こうして優勝・準優勝がある訳ですが、それを超越したのが両校の戦いぶりでした。本当にいい試合でした。
常葉菊川の戸狩投手の制球難に乗じて、大垣日大打線が初回から猛攻撃。逆に常葉菊川打線も、5試合連投の森田投手を攻めて小刻みに得点。2番手田中投手からも1点を奪った大垣日大打線でしたが、終盤にエラーとヒットで常葉菊川が逆転し、優勝しました。
息詰まる投手戦も見応えはありますが、自分はどちらかというと打撃戦の方が好き。ヒットで出塁して、ホームを狙うために激走するランナーを、懸命な返球で阻止しようとする野手。その真剣勝負が1番の醍醐味と思っているんです。今日の試合では、そのシーンを数多く観ることが出来ました。

ゲームセット後、大垣日大ナインの笑顔がとても印象に残りました。どの顔も、満足感でいっぱいといった表情だったからです。あれは、大舞台で完全燃焼した人間しか出来ない笑顔なんだろうなぁ。泣き顔なんかよりずっとカッコイイよ! 5試合連投の森田投手の笑顔が、特に光っていたように感じました。
大垣日大の監督さんが言っていました。
「満点の甲子園。本当に楽しかった。選手たちにはやったね!と、声をかけてやりたい」
人柄がにじみ出ていました。「超高校級」がいるチームより、全員野球で試合に臨むチームの方が、高校生の野球らしいと思うんです。

常葉菊川も、犠打を用いないスタイルを、決勝でも貫いたのは立派だったと思います。そして、最後まで絶対に諦めない気迫が、3試合連続の逆転勝ちを呼んだのでしょう。
自分が大学3年になりたての時、アパートの小さなテレビで、浜松商業と福井商業の戦いを食い入るように観ていた時から29年。その時の浜松商の主将が、常葉菊川の森下監督だったとは・・・。最強運なのかもしれません。

高校球児憧れの地・甲子園。それなりの実力がなければ、その土を踏むことは出来ません。最高の舞台での優勝を果たした常葉菊川は、本当に素晴らしいチームです。
また、希望枠からの出場だからと臆することなく、1試合ごとに自分たちのチームを作り上げて準優勝を手にした大垣日大も、心から称えたいと思います。

この両チーム、ぜひ夏の大会でも予選を突破して、願わくばもう一度戦ってほしいと思いました。素晴らしい試合をありがとう! 両校に拍手!!

コメント

紅緒 #TEzGU1vU

笑顔の花・・

こんにちは♪
『常葉菊川、逆転V!!大垣日大、及ばず』『揺るがぬ自信。連日終盤攻略』と今日の我が家が購読している新聞の見出しでした。
「揺るがぬ自信」「みんなが打たせてくれると思った」と勝った常葉菊川の監督さんと選手の言葉は…積極的を最後まで貫いたチーム一丸で闘った信頼からくるものでしょうね。

いつもは涙に明け暮れる選手が多い決勝戦ですが、今回の決勝戦はギターオヤヂさんがおっしゃるように笑顔が光っていましたね!!
大垣日大の捕手の選手が「悔しいけど、決勝の舞台なんて誰でもやれるものじゃないから」と満足そうに話していたそうですが、すぐに「またここに戻って来たい」と夏に気持ちを向けているようです。
全員野球で…また頂点を目指すのでしょうね。
両校とも素晴らしい闘いっぷりでした。

感動を…ありがとうございました!!
常葉菊川高校、優勝おめでとうございました!!
大垣日大高校、準優勝おめでとうございました!!

2007年04月04日(水) 11時40分 | URL | 編集

ギターオヤヂ #QjtTlS4.

紅緒さん

地元紙は、それはもう大変なことになっていました。どのページを開いても、常葉菊川の記事ばかり。試合経過、監督や選手たちの喜びの声、学校周辺の市民のお祝いの声、挙句の果てはある選手の実家近くの駄菓子屋の主人まで登場しました。29年ぶりの快挙なので、当然のことだろうと思います。
しかし、互角の力を持って戦った大垣日大の記事は、ほんの数行だけしか掲載されていませんでした。あまりに寂しい。紙面を眺めながら、思わず「(地元紙さん)ちっせいなぁ」と、愚痴ってしまいました。

2007年04月04日(水) 22時57分 | URL | 編集

シチューパン #3p3E4xCk

 今年、同僚の息子さんが日大藤沢で甲子園に行きました。なのに忙しくて、ろくに試合内容のチェックも出来ませんでした。残念。
 甲子園好きです。一瞬にかけるってことを教わります。
 勝っても負けても、きっと一生の良い思い出になるところですよね。
 まさに両校に拍手です。

2007年04月05日(木) 06時11分 | URL | 編集

ギターオヤヂ #QjtTlS4.

シチューパンさん

周りほど、選手たちは勝敗にこだわってないかも・・・なんて思うようになりました。夢の舞台に立てることで、心のどこかでは楽しんでいる部分があるのかもしれません。自分たちの野球をすべて出し切って、あとから結果がついてくるような気がします。
学校の名誉や都道府県の期待を背負って、「何が何でも、勝って勝って勝ちまくる」というのも高校野球でしょうが、プレーする選手ひとりひとりが、夢の舞台を存分に楽しむのも有りかな・・・なんて思いました。

2007年04月05日(木) 20時07分 | URL | 編集


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