いつ届く義援金

震災から3ヶ月以上が経過した。発生の翌日から始まった義援金の総額は、いったいどれくらいになるんだろう。お釣りの硬貨から個人で100億円まで金額はそれぞれだが、募金した人の思いはひとつ。1日も早く被災された方たちの手許へ届けて欲しい・・・ではないだろうか。ところが、日本赤十字社と中央共同募金会管轄の義援金は、わずか2~3割しか配布されていないという。正直驚いたし、何のための義援金なのかって声を大にして上記2団体に訴えたい。

遅延の理由は、「被災者に公平に平等に行き渡るよう、家族を失った方の有無や家屋の流出・破壊の規模を調査している」からだという。未だに行方不明者数は8千名、発見されなければその家族の義援金は、すでに死亡が確認された家族より小額ということ? 家屋の流出はまだしも、全壊・半壊なんてプロじゃないと判断出来ないのに、限られた判定士での調査はいったいいつ終わるの? 実際に受け取る段階になったら、やれこの書類が必要だの事務手続きで時間取られたりして。

最初にも書いたが、出来るだけ早く被災者に届かなければ義援金の意味なんて無いでしょ。そんな実情を知ったら、今もあちこちに置いてある募金箱に入れようとする気持ちが萎えてしまうんじゃなかろうか。「どうせ入れたっていつ届くのやら・・・」みたいに。

被災された方には取りあえず一律いくらと金額を決めて配布して、その後被災の度合いに見合った金額を配布するやり方って出来ないのかな。何でもかんでも縦割りで仕切ったり、ひとりひとり細かい部分まで精査したって、非常事態にまったくそぐわない支払い方法としか思えない。実際、仮設住宅が当たっても以後の費用はすべて被災者の負担になることから、入居を見合わせて抽選にはずれた人たちとの間でトラブルが生じている。

国からの援助ではない、国内海外からの個人や企業からの善意そのものなのだ。すべて配布し終わったら3年が経過していた・・・なんてことだけは絶対に許されないよな。

政界も相変わらず、菅の退陣時期をめぐって民主党幹部が連日会合を開いている。アホとしか言いようが無い。完全に被災地の統制は地方自治体に任せっきり。東電からの補償金は収入と見なされて、生活保護を止められた地域とそうでない地域がある。拡大していくと、その溝は自治体だけでコントロール出来るとは到底思えない。とにかく政治家が誰一人として被災地の方向に目を向けていないのだ。「辞めろ」「辞めない」の繰り返し、たとえ総理大臣の首が替っても、きっとまた同じ道を辿るに違いない。

先週金曜日だったか、どこかの集まりでソフトバンクの孫社長にヨイショされて機嫌を良くした菅が、「オレの顔を見たくないのなら法案を通せ!」と満面の笑顔で言い放った。KYどころか、一国の総理大臣の威厳なんて微塵も感じなかったし、ただただ開いた口が塞がらなかった。次は誰に投票して良いのやら皆目見当がつかない。

余談だが、スポーツ新聞を観て感じたこと。引退を撤回して以後、40歳の体に鞭打って怒涛の活躍を続けているクルム伊達公子選手。かたや引退を撤回後政界に復帰して、「愛の伝道師」だの党内をひたすら引っ掻き回す鳩山。まるで真逆の存在、同じ著名人でもこうもレベルが違うものかと、思わずため息が漏れた。

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