今年もやるんだ・・・「24時間テレビ」

今年の「24時間テレビ」のマラソンランナーは、これまで総合司会を担当していた徳光和夫さんに決まった。「こなすばかりで取り組むことがなくなった」というのが決断の理由だそうだが・・・。実際、大丈夫なのだろうか。10年前には心筋梗塞で闘病生活を送っている。しかも70歳という高齢だ。酷暑の中、たとえ100キロ走ることは無くても、相当な負担になることは容易に想像がつく。日本テレビ、何を血迷ったか。奇を衒った企画で視聴率を稼ごうとでも目論んでいるのだろうか。

これまで幾度と無く「24時間テレビ」に苦言を呈してきた。自身が障害者だから、24時間限定のお祭り的チャリティーは異様に感じる。これでもかとお涙頂戴企画が次々に放送され、司会者や出演者が涙を流す。随時募金総額を発表してさらに募金を煽る。そして、最もその意味が分からないのが「24時間マラソン」だ。何を目的に走らせるのか、未だにその意図が掴めない。「本当は走ってないんだろ」「グランドフィナーレに上手いこと間に合うのはおかしい」と様々な憶測はあるが、自分的にはそれ以前の問題。やはり万策尽きて血迷ったとしか思えない。

3月の大地震で未だに多くの被災者が苦しい生活を送っている。しかし、日本テレビにすればこれほど美味しいネタはない。大量のスタッフを被災地にバラ撒いて、全国を泣かせるための取材をすでに行っているはずだ。きっと夏には、素晴らしいドキュメンタリーや震災をテーマにした再現ドラマが放送されるに違いない。しかし、いくらそんな番組を並べたところで、首相の記者会見で「また、原発の話かよ」「笑っちゃうよね」と言った記者やアナウンサー(フジテレビ)、取材中に「それは面白いよね」と瓦礫の前で口を滑らせたリポーター(日本テレビ)がいたりと、悲惨な現状も所詮は他人事としか映っていないのだ。そんな連中が報道したりこの手の番組を制作するのだから・・・。
障害者や高齢者だけでなく、被災された人たちまで食い物にするのは許されない。

募金のおかげで、今までよりも体に負担をかけずに生活出来る方がいるのも事実。だったら年間を通じてチャリティーに取り組んだらどうだろう。大金を投じてあれだけ大々的に企画を打てる力があるのなら、十分に可能だと思う。たった24時間だけ善人面して、あとはパラリンピックさえ中継しないテレビ局なんて、どう考えたっておかしい。そう思うのは自分だけだろうか。


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