免許取ってもウカレないでね

通院やら、ちょっとした用事で外出すると、やたらと道路が混んでいます。渋滞で停車した時前方を見ると、旗を振っている作業員が見えます。そうか、年度末恒例の工事だ・・・知っていれば迂回したものをと思っても後の祭り。現場を通過するのをひたすら待つしかありません。

今日は2週間に一度のカウンセリング。工事の場所を確認して出発。ところが、しばらく走るとまたまたスローダウンです。昨日まで工事なんかしていなかったのに、と思いながらトロトロ走っていると、交差点を右折しようとしている教習車を発見。なかなかタイミングをつかめず、ひたすら信号が変わるのを待っているようです。たまりかねてクラクションを鳴らすクルマも。やっとクリアしたかと思った途端、またまた教習者が前方に出現しました。そうか、卒業式を終えた学生が、こぞって免許を取りに行ってるんだ。それにしても、すさまじい台数が走っていました。車社会では、免許を取得していないと何かと不便なのでしょう。

運転に慣れていないのは当たり前の話。緊張しまくりで、さぞやフロントガラスに顔をくっつけんばかりに運転しているのだろうと思いきや、時代の流れなんでしょうか。信号待ちで反対車線に停車していた教習車の中で、男性の教習者が何やらハンドルを両手で叩きながら大笑いをしていたんです。助手席では年配の教官が、憮然とした表情で外を指差していました。それでも笑い続けていた教習者は、今度は窓から手を出して屋根やドアを叩き出す始末。明らかに教官は制止していたようですが、車内は異様な雰囲気でした。こういう姿勢で免許を取得して、本当に大丈夫なんでしょうか。

30歳代の時、ライセンスを取得してジムカーナに参加していた時があります。始めたきっかけは、健常者と同じ土俵で競えるスポーツがモータースポーツだったこと、そしてテクニックを身につけて、気持ちよくパイロンを回ってみたいというものでした。ところが、実際にコースを走ってみると、通常の領域を超えたクルマというのは、まったく自分の言うことを聞いてくれません。コーナーの侵入でコンマ数秒ブレーキングが遅れてしまうと、大きく膨らんでタイムロスしたり、スラロームでは速度が高過ぎると、奥に行くにしたがって余裕がなくなり、曲がりきれなくなるどころかスピン状態に陥ってしまいます。これに雨なんか降られた日には、怖くてアクセルが踏み込めませんでした。結局大した成績は残せませんでしたが、参加した2年間で十分にクルマの挙動を勉強させてもらいました。怖さを知っているから、絶対に無理はしなくなったんです。

クルマは便利です。仕事やレジャー・趣味にと、用途は様々。でも、一旦車庫から道路に出てしまえば、知らない者同士が「交通ルール」という信頼関係だけで成り立っている社会です。その信頼関係を無視してしまう者がいれば、必ずや事故が発生して命さえ失ってしまうこともあります。「運転には自信がある」と自慢しても、前後左右を行き交うドライバーは、そんなことなど知る由もありません。免許を取得してハンドルを握るということに責任を感じて、その上で初めて様々な楽しみが生まれてくるということを、肝に銘じてほしいと思います。

コメント

シチューパン #3p3E4xCk

 本当にそうですね。今時の若葉マークにはひやりとさせられることが多い。ルールを守るという意味を、もう一度確認して欲しいものです。
 昨日、鎌倉へ行きました。そこでルールを破り、捜索チームまで動かした子どもの引き取りに来た親は、「うちの子のやったことも悪いけど、そうした心情を考えるとそちらの配慮が足りなかったと思います。」と言ってのけました。
 事前のお約束があって、変更せざるを得ないならやり方だってあって、でも、同様の状況の中、誰もがきちんとやっていることを、その子だけが出来ないことをわがままでなくてなんと言いましょう。
 でも、それを許容する親に育てられたら、きっと自分のやっていることに反省は無いのでしょうね。
 交通ルールやマナーは命に直結します。ぜひ、意義を知って、守って欲しいですね。

2007年03月17日(土) 07時53分 | URL | 編集

紅緒 #TEzGU1vU

うちの子どもも・・・

こんにちは♪
うちの娘二人もやっと若葉マークが取れたところですが、助手席に乗せてもらってると何度もヒヤヒヤさせられて「危ない」と思わず叫んでしまうことが多いです。子供はそれが鬱陶しいようで私や主人を助手席に乗せるのを始めは嫌がっていましたが、この頃は「ど~う?」と聞いてきます。見ていると、運転技術や危険を察知出来るようになったことや車だけでなく、歩行者や自転車やバイクにも注意が行き届くように「少しは」なったように感じます。
こんなことを繰り返して、今はやっと一人で車に乗るようになったのですが、それでも帰ってくるまでは心配で堪りません(汗)。
自分も初心者の頃があった訳ですが、今ほど車社会ではなかった頃なので何とか知らぬうちに慣れてきましたが、今はオートマが多いですので車といってもゴーカートのような感覚で運転出来るので、車の運転にも細心の注意を払わないと大きな事故に繋がるので本当に恐ろしいです。
毎年、免許取立ての若い人がスピードを出し過ぎて死亡するような事故のニュースが起きますよね(涙)。
便利さや車の楽しさが注意力を怠ってしまうのでしょうか?
自分だけでなく、人の運命までも変えてしまうということをもっと自動車学校だけでなく、親も教えていかないといけないと…うちの子供を見ていると感じています。

2007年03月17日(土) 11時46分 | URL | 編集

ギターオヤヂ #QjtTlS4.

シチューパンさん

「わがまま」を、常識のライン上に乗せてしまう子供と、「うちも悪いけど・・・」という自分達を守るところから話を始める親御さん、実は結構な数がいるんでしょうね。こちらの子供会でも、よくあることです。「どうしてうちばっかり・・・」が口癖の親御さんがいますが、たまにしか顔を出さないでそれはないだろうと。
常識から逸脱していることを、当たり前だという思い込みや勘違いをしている人には、この先「反省」の二文字は存在しないでしょうね。

2007年03月18日(日) 00時08分 | URL | 編集

ギターオヤヂ #QjtTlS4.

紅緒さん

新聞の記事で、「交通事故を起こす要因は、運転技術の過信と思い込み」というのが掲載されていました。つまり油断するなということです。山道を速く走れることと、車庫入れが1回で決まるというのは、まったく別の話だと思います。確かにスピードを落とさずにコーナーを通過出来ることは、それなりの腕を持っているのかもしれません。でも、曲がり終えたその先に、故障したクルマが止まっていたらどうでしょう。
最高のマシン、スーパーライセンスを所持したドライバー、整備されたサーキット、そして優秀なスタッフで運営されるF-1でさえ、毎年事故が起こります。過信は禁物です。
また、「あの路地からクルマは出てこないだろう」とか「自分が通過するまで、対向車は侵入してこないだろう」という思い込みが、時として裏切られることがあります。思い込みの分だけパニックに陥り、通常ならそれほど難しくない回避が、結局何も出来ないまま大事故を引き起こしてしまう・・・。
運転には性格が出るといいますが、教習を経て免許を取得したのなら、それはあってはならないことだと思います。思いやりと気配りの気持ちで、常にハンドルを握りたいものです。

2007年03月18日(日) 00時38分 | URL | 編集


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