浜松大学で貴重な経験

 浜松大学で、3時限分の講義を行ってきました。本当は講義なんて立派なものとはほど遠く、これまでの生い立ちや趣味について紹介させてもらっただけなんです。こども健康学科の必修科目「特別支援保育演習」という授業で、約50名の学生さんが出席していました。実は緊張のあまり昨晩は2時間も寝ていない状態で、大学までの道すがらも口がカラカラに渇いてしまうほど舞い上がっていました。「歌のおまけ付教育講演会」やライブとは全然違う状況、最近これほどまでに緊張したことってなかったんです。

 階段教室に到着して始まるのを待っていると、集まってくる学生さんが自分に向って大きな声で挨拶をしてくれました。これでグッと気持ちが和らぎました。大学の授業は1コマ90分、でもそんなに話が出来る訳がないので、1時間ずつ前倒しをしながら進めていきました。

○2時限目(10:40~12:00)
生い立ちと身障者だからこそのエピソードを紹介。苦労話といった大層な内容ではなく、「こんな出来事があって、参っちゃいました。」といった軽い口調で話をしていきましたが、学生さん達は真剣にノートをとっていたようです。

○3時限目(13:00~14:05)
旧国鉄全線走破の紹介をしましたが、「国鉄」という言葉が分からない学生さんもいて時代のギャップを感じました。趣味という枠を超えたかなり特殊な内容だったので、あまり深くならないように心掛けました。ただ中には鉄道好きの学生さんが何人かいて、休憩時間には突っ込んだ質問をしてきました。

○4時限目(14:20~15:30)
ギターとの出会いから最近まで、数々のエピソードとライブでの裏話などを紹介しました。加えてプロになるしかないとひたすらデモテープをレコード会社に持ち込み、メジャーデビューを果たしたライブハウスで共に歌っていた仲間や、プロのミキサーになるために大学を中退し、あるアーティストの専属ミキサーになった友達の話をすると、学生さん達の目の色が変わりました。「やりたいこと、目指すことがあったら、それに向って必死になって欲しい」ということを伝えたかったので、思いが通じてホッとしました。

○最後に本日のまとめ・・・。
・日本は弱者に対して、決してやさしい国ではない。
・障害者は介助して欲しいこと、能力的に出来ないことははっきりと主張すること。健常者もお手伝いをして下さる時は、ひとこと声をかけてからサポートをしていただきたい。
・「障害=不幸」ではないこと。「お気の毒ですね」「大変ですね」というひとことが、どれだけ健常者との溝を深くしているか。今の生活が、その障害者にとっては普通の生活であること。
・聴覚障害者や内臓疾患を持つ障害者等、外見からではそれが判別出来ない障害者がいることを、意識のどこかに置いておいてほしい。

 リッキーがうまく質問を引き出してくれたおかげで、そこから新たな話を展開することが出来ました。帰り際学生さん達の「ありがとうございました!」のひとことで、やっと肩の荷が下りたオヤヂでした。

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前に出てエラそうに話をするオヤヂです。心臓は終始バクバクでした・・・。

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50名の学生さん達は、最後まで真剣に話を聴いてくれました。いい経験をさせてもらいました。
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