マナーの悪さは誰のせい?

今日は、「不安神経症」のカウンセリングに出掛けてきました。いつものように2週間分の日課表を見せ、気持ちが落ち込んだ日があれば、その原因を話すことになります。寝つきの悪い日が3日ほどあっただけで、他にはこれといった問題はありませんでした。ただ、相変わらず「パキシル」等の抗うつ剤や睡眠導入剤をしこたま手渡されました。期待はしていませんでしたが、今回も職場復帰の話はナシ。素人にはわからない何かが、まだ「悪さ」をしているんでしょう。とっくに焦りは消えているので、引き続き規則正しい生活を心掛けます。

今心療内科の他に、下肢のリハビリのための形成外科、そして歯科に通院しています。それぞれまったく治療目的の異なる病院なのですが、最近気になったことがあります。それは、名前を呼ばれても返事をしなかったり、最低限の会話すら面倒がったり、平気で携帯を受けたりする患者が多いことです。特に若年層に顕著です。

心療内科だから、気持ちに余裕の無い患者さんが多いのかなと思っていましたが、外科も併設しているので、そればかりではないなと気付きました。入ってきても診察券を置くだけで、受付の女性が挨拶をしてもちょこんと頭を下げるだけ。中にはそのまま座ってしまう人も。順番が来て名前を呼ばれても、返事をするわけでもなく、黙って診察室へ入ってしまいます。また初診の若者は、「今日はどうされましたか?」との問いかけに、患部らしき部分をさすりながら「痛いんだけど」と、たったのひとこと。面倒くさそうに問診票に記入し、指定された時間を告げられると、
「なんだよ、そんなに遅いの?」
しぶしぶ了解して出直す人と、「じゃ、いい」と言って出て行く人とに分かれます。
医師はとても穏やかに且つわかりやすく、病気について説明をしてくれますが、受付の女性2名は携帯電話を使っている患者がいても注意をせず、会計の際も患者とは事務的なやりとりしか行いません。笑顔も・・・ないなぁ。業務が止まっている時20代の受付嬢は、ずっと自分の髪の毛先を気にしています。自分は「親身になって治療してくれるのは医師だから」と、割り切って通院しています。

リハビリは広い訓練室で行います。始めたばかりや器具を使って行う訓練者は、ほとんど理学療法士が付きっ切りとなり、自分のように何年も続けている訓練者は、決められたプログラムをこなしていきます。もちろん始める時に、理学療法士は大きな声で挨拶をします。しかし、ここでも挨拶を返さず、若者は自分本位の態度をとります。痛かったりきつかったりすると、すぐに不平不満を理学療法士にぶつけます。表情、言葉、態度。遠くから見ていても、その様子はよくわかります。でも、理学療法士も手馴れたもので、
「痛くなければ、ここへ来る意味はないんですよ。若い方は、頑張れば早く回復するんですから。」
と、笑顔でやんわりと嗜めます。自分が何をしに来ているのかを忘れてしまっているんですね。

最後に歯科医院。昨年12月に近所に出来たばかりです。新婚のご夫婦が医師、他に若い女性の歯科衛生士さん2名がスタッフです。ドアを開けると、4名同時に「こんにちは~」と挨拶をしてきます。これには驚きました。受付中も常ににこやかで、世間話も決して社交辞令という雰囲気ではありません。治療のひとつひとつについてしっかり説明してくれるし、3つベッドがありますが、聞こえてくる会話も穏やかそのもの。次回の予約も最大限患者の希望を聞いて決めてくれるし、帰る際も再び4人揃って「お大事にして下さい」と声を掛けてくれます。ここでの患者のマナーの悪さは、未だ見たことがありません。患者に対する接し方を、徹底してあるからだと思います。

今までマナーの悪い患者ばかりが目に付きましたが、複数の病院に通ってみると、その原因が患者ばかりでないことに気付きました。携帯電話を患者に注意させる病院は言語道断、多くの病院がある中で、なぜこの病院を選択してくれたのか、病院側もそんなことぐらいには気付いていると思うので、もう少しだけ患者との接し方を見直してもいいのではないでしょうか。

一方患者側も、自分ひとりだけでは病気もケガも治すことが出来ないのだから、真摯な態度で来院して、症状をきっちり伝え、最低限のマナーを守るべきだと思います。何かにつけマナーの悪さが話題となる昨今ですが、病院という特殊な場所だけに、患者の患部以外に負担をかけるような言動は慎まなくてはいけないと感じました。

コメント

紅緒 #TEzGU1vU

挨拶は子どもの時から…

こんにちは♪
また、お邪魔させてもらっています!!(笑)
今日はギターオヤヂさんのエントリを拝見させて頂きましてちょっと思い出したことがありましたので、それを書き出す事にしました。
これは私が子育てをしている最中(今でもですが…)に講演会で頂いた小冊子から抜き出したものです!
長くなりますが…どうぞ、ご了承下さいね!!

子育て、親育ちのための10か条・・・

>朝は明るく笑顔で「おはよう」
・・・朝の挨拶から始まる親子の会話、地域の絆。大切です。

>家族にも「ありがとう」と「ごめんなさい」
・・・親しい仲ほど、忘れがちな言葉。素直な気持ち、伝えよう。

>子育ては誉める・叱る・見守る・抱きしめる
・・・どれかひとつが欠けても、うまくいきません。

>聞くときは 子供の目を見て 心を聴いて
・・・心の中の「本当の声」に、気付いていますか?

>食事が楽しみな 家庭にしよう
・・・いっしょがうれしい。愛情がおいしい。

>大切にしたい 物より体験
・・・お金では買えない「体験」を、子供の時から。

>まずは親が きちんと実行 社会のルール
・・・親の背を見て子は育つ、と申しますから。

>声掛けて 地域の宝 子どもたち
・・・誉めたり叱ったり認めたり。わが子と同じ愛情をもって。

>教えよう 平和のいのちと助け合い
・・・世界の話、地球のいのち、いっしょに考えよう。

>子どもと夢を語り合おう
・・・夢を持つ、実現しようとがんばる。成長の原点です。

以上です!!

簡単な言葉なのですが…ひとつひとつの言葉の重みを感じます。
違うかもしれませんが…私はこういった病院でのマナーの悪さは小さい頃からの「親の姿勢」に大いに関係しているような気がするのです。

コメント違いのような書き込みで…申し訳ないとは思ったのですが…家族は一番身近で小さな社会ですので、まずはその家族という社会から始めていけば、紹介して下さった歯科医院のように患者さんも含めて気持ちの良くなる病院という社会が出来るように感じています。

2007年02月20日(火) 12時34分 | URL | 編集

ギターオヤヂ #QjtTlS4.

紅緒さん

いつもありがとうございます。
表記していただいた10か条、自分でどれだけ意識をして子供と接してるかなぁと、何度も読み返してみました。意識してしまうと自然体ではなくなってしまうかもしれませんが、子供の言動に違和感を感じた時に、自分に反省するところはなかっただろうかと、すぐに思い返せるように「意識」することは大切だと思います。

紅緒さんの仰るとおり、まず家族から始めないと、社会のルールは完全に「絵に描いた餅」になってしまうはずです。ただでさえ子供が少ない今、その子供たちにルールや仕組みを親が教えなければ、10年20年先のこの国は・・・と考えてしまいます。

長男は今年小6になります。会話をしていると、「宇宙人か、おまえは」と言いたくなるような、ちぐはぐで噛み合わないやりとりになることがあります。幸い少年野球団に所属しているので、挨拶や言葉遣いに関しては今のところ心配はしていません。また、親が障害者ということで、同じような方やお年寄りの様子次第で、手を貸すこともあるようです。
その際には、「必ず先にひとこと言って、頼まれたら助けてあげて」と言ってあります。

勇気のいることですが、ルール違反やマナーを守れない人たちには、まず声をかけることが、気持ちの良い場所を増やす一歩かもしれません。

2007年02月20日(火) 13時51分 | URL | 編集


トラックバック

GO TOP
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。