ライブのお知らせ

恒例秋のライブを行います。今回はスロー・バラードを中心に、10曲を歌う予定です。自家農園で採れた旬の野菜をふんだんに使ったミニ・ディナーを楽しみながら、秋の夜長をお過ごし下さい。

カフェ・グリューン ライブVol.10
「秋の夜長はスローバラード」

日 時  11月23日(祝・土)  18時開場  19時開演

場 所  農の食卓 「カフェ・グリューン」 (駿東郡長泉町本宿202-1)

出 演  ギターオヤヂ(藤田 昭義)

料 金  ライブチャージ 500円  お食事代 1,500円

ご予約  TEL 055-988-5671

まだお席があります。ぜひ遊びに来て下さい。

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寝台列車が消える日

先日「2015年度末を以ってブルートレイン(寝台列車)が全廃」という報道が流れた。いずれはそういう日が来るだろうと覚悟はしていたが、あまりに近い将来の出来事に開いた口が塞がらなかった。一世を風靡した「北斗星」だけでなく、現在でもなかなかチケットが入手出来ない「カシオペア」や「トワイライトエクスプレス」もその対象になっているのだからJRも本気なのだ。鉄道に興味を持ち始め、寝台列車や夜行列車の日常から逸脱した叙情的な時間に憧れ、そしてあらゆる列車に乗り込んで旅をした。ターミナル駅では満員の通勤列車から多くの視線を浴びせられ、車内では見知らぬ同士が一夜限りの情けに酒を酌み交わす。規則正しいレールの繋ぎ目の音とあっという間に飛び去る踏切の警報機の音が旅情を掻き立て、朝方目を覚ますと常夜灯の下で黙々と新聞を降ろす駅員の姿・・・。そんな懐かしさに久々に浸りたいと思っても、寝台列車に乗れるのはあとわずかだ。

寝台列車は寝るものではないというより、正直寝られるシロモノではない。特に初心者は、想像以上に大きい揺れと音に驚いて、なかなか寝付くのは難しいという。しかしながら、朝一番から目的地で用が足せるという利便性がウケて、最盛期には実に41本の寝台列車が設定された。特に夕暮れを迎える時間帯の東京駅や上野駅は、1時間に1~2本の寝台列車が出発していたので、ホームは乗客や鉄道ファンで華やいだ雰囲気だった。列車番号も1~2ケタ台があてがわれ、ヘッドマークを付けた機関車と相まって他の列車を寄せ付けないないほど威風堂々とした姿でファンを魅了していた。東京駅からは西へ、そして上野からは北や北陸方面へ、多くの乗客を乗せて毎夜旅立っていったのである。

やがて新幹線の開業で日帰りが可能になり、車両の老朽化から長距離夜行列車が消え、経費の掛かる寝台列車も次第に減らされていった。個室を増設してプライベート感と豪華さをウリに登場した「北斗星」も、東北新幹線の延長と「カシオペア」の登場で今や見る影もないほどその存在感は薄い。

無くなると分かると乗りたくなるのが人情。個人やツアーで再び賑わいを取り戻すだろうが、終焉の日は決まっている。これまで鉄道の屋台骨を支えてきた寝台列車の最後のはなむけに大勢の乗客に寝台を埋めてもらい、その乗客にはかつての旅の醍醐味を再び味あわせてほしいと切に願う。


「偽装」と「やらせ」で失う信用

関西の有名ホテルの食品偽装が発覚してから、あちらこちらの宿泊施設やレストラン、はたまた老舗デパートからも出るわ出るわ、「誤表示がありました」と頭を下げるお偉方の姿に、信頼という重みのある言葉はただの飾りだったのかと、何とも情けない気持ちになった。昨日の「報道ステーション」でもずいぶん長い時間を割いてこの問題を取り上げていたが、正直「車海老」と言われて口に入れた瞬間に、これこそ車海老の味だとわかる人はそう多くはないだろう。言葉の情報によって耳や頭で味わっているのが普通ではないか。それを一流ホテルや老舗デパートがそれなりの価格で販売すれば、躊躇はすれど疑うことなどまったく無いはずだ。それが「信頼」なのだ。

あらゆる陰謀を「誤表示」で誤魔化し、どのセクションの担当者も「思い込み」で片づけた。管理態勢が甘かったと陳謝しているが、多くの人間が関わっているはずなのに誰一人として気付かないということが本当にあるのだろうか。それにしても「誤表示」とは、実に都合の良い言葉を見つけたものだ。

今回次々と企業が名乗り出たのは、意図的に偽装を行っていたことを指摘されるよりも、自発的に公表して少しでも世間からの風当たりをかわすことと、同時多発的に公表すれば消費者の視線を分散出来ると考えたからではないか。まさに「赤信号みんなで渡れば怖くない」である。
我が家はもともとブランド品には縁がないので実害はなかったが、たまにはちょっと贅沢してみようかと手を出したものが偽装品だったなんてわかった時には、その衝撃は計り知れないものがあるだろう。普段から贔屓にしていた方にしてみれば、その怒りは我々の比ではないだろうが・・・。

一方、「やらせ」が発覚して番組が放送中止となったCXの「ほこ×たて」。好んで観ていた番組だったので、裏切られた思いで憤りを感じている。出演したラジコンの世界チャンプ広坂選手からの告発で発覚した不祥事、その内容は常軌を逸したものだった。自分もラジコン好きだったので、彼が小学生の頃からその名前は知っていた。ラジコン一筋で来た人だから、聖域を土足で踏み荒らされたようなひどさにガマン出来なかったのだろう。ガチで勝負した企業も「やらせ」を疑われたというし、多くの協力者の顔に泥を塗ってしまった格好だ。
以前高視聴率を誇っていた「あるある大事典」でも不祥事があり、番組はあっけなく消えた。制作側が過ちを繰り返すのは、「面白くするためにはこれぐらい当たり前」という考え方が、視聴者の目線や世間の一般常識とことごとくズレているからかもしれない。事故現場でわざわざ寝た子を起こすような質問を浴びせるマスコミの取材も然り。カメラを抱えていれば何をやっても許されるという傲慢さと、失敗から何も学ぼうとしない体質が問題なのだ。

消費者や視聴者を甘く見ないこと。不正はいつか暴かれて、築いてきた信頼は一瞬で失う。誰だってわかりきっていることなのに・・・。


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