内定

来春高校を卒業予定の長男の就職が内定しました。場所はクルマで10分ほどの距離です。業務内容は、カーボン(炭素繊維)の設計と成型。カーボンは軽量で強度も稼げるために、様々なものに用いられています。この会社では、主にレーシングカーやバイクのカウルやパーツを扱い、国内外のレーシングチームに納品しています。

もともと長男の専攻は建築科でした。将来はその道に進むつもりでいましたが、コピーしてきた求人票はクルマ関係ばかり。整備士、ディ-ラー、はたまた富士スピードウェイまであり、それならなぜ初めから機械科にしなかったのかと、頭の中は疑問符だらけ。よくよく聞いてみると、友達と年に5回ほど富士スピードウェイに出掛けてレースを観るうちに、その方面の仕事に携われたらなぁという思いが強くなったんだとか。「お父さん(私)の影響もあるかも」とかみさんに言われ、だったら仕方ないかと変なところで納得したりして。もっとも内定をいただいた会社にレースに関係するワードは一切無く、「カーボン」という文字だけでビビビッときたのかもしれません。

自分にも不思議な巡り合わせがありました。7月頃かみさんのクルマの用事で、ネッツ店へ出掛けた時のことです。ロビーに見たことがないレーシングカーが展示されていました。すると担当セールス氏が新聞記事のコピーを手渡して、「うちも絡んでるのでレンタルしてきました。現車ですよ」とガルウイング式のドアを開けてくれました。現車なのに乗っちゃっていいの? と思う前にすでに着座。コクピットはまさにレーシングカーのそれでした。記事の内容は、「トムス」の関谷正徳氏が発起人となって、なるべくお金をかけないでレースを楽しめるカテゴリーを作りたいというコンセプトで企画されたのが「インタープロトシリーズ」。様々なサプライヤーが協力して一からマシンを製作したのだそうです。そのカウルを担当したのが今回の会社だった訳で、やはりレースに関係していることがわかった次第です。
改めてHPを観てみると、レース界との関わりがよくわかりました。国内ではトヨタ系、海外ではトヨタ(レクサス)系とBMWモーターサイクルに太いパイプがありそうでした。
いずれにしても1/1000秒を争うモータースポーツ、きっとオーダーも相当に厳しく、それをクリアする腕利き職人の中に飛び込んでいくことになります。卒業までの半年で、働くことの意味や自分の価値観を何に見出すかを少しでも考えてくれたら・・・と願っています。まずはおめでとう。

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「ユーシンチーム」の19号車

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夏休み最後のイベント その2

「掛川花鳥園」の次は、オヤヂの趣味で「富士山静岡空港」へ。北海道から来た親戚の見送りに来たことはあったんですが、撮影のために訪れたのは初めて。羽田と比較すると距離的にはやや近いんですが、離着陸機の数は比較になりません。地元に敬意を表して・・・ってところでしょうか。加えて、ターミナルの東端に「石雲院展望台」が出来て、ずいぶんと撮影する環境が改善されたということなので、一度行ってみたいと思っていました。

グッと張り出した展望デッキは誘導路にかなり近く、RWY30(東側)から離陸する時はパイロットの顔がはっきりわかるほど。当日は南西の風10mだったので、予想通り30からの離着陸でした。情報によると、千歳発静岡行きのFDA154便が、上空で落雷を受けて操縦席の窓ガラスにヒビが入り、修理のために「セントレア」にダイバート(代替着陸)。ここへは来ないことが判明しました。ただでさえ少ない便数で、しかもブラジル製のエンブラエル170を楽しみにしていたのに・・・。

エアバンドを聴きながら待機していると、「中国東方航空」のB737が着陸許可を求めてきました。ほどなく上空にライトが見えて着陸態勢に。横風が強いようで、右に左に大きくロールしながら降下していました。すると接地ポイントを過ぎてもなかなか降りられず、周囲からは「こりゃ、ゴーアラウンド(着陸のやり直し)だ」という声が聞こえ改めてカメラを構え直していると、なんと強引にそのまま着陸。「マジかよ~」なんて心配する声をよそに、滑走路の端ギリギリで停止しました。後続のANA784便と大韓航空779便は、通常の位置で無事着陸。

ここでかみさんとチビはターミナルへ戻ってショッピング。確かに好きじゃないと、この猛暑の中にいるのはキツイ。でも、この展望台にはエアコンの効いた休憩室があって、時間限定ながらお茶のサービスもあります。またボランティアが常駐していて、到着機や予定変更などの情報を提供してくれます。トイレもきれいで、身障者用まで完備されています。

さて、折り返し。最初書いたように、プッシュバックを終えた出発機は展望台の目の前をタキシングしていきます。その際こちらが手を振ると、必ず副操縦士が手を振り返してくれます。羽田では有り得ない光景です。飛来したシップは、3機とも笑顔で手を振ってくれました。チビッコにとっては最高のプレゼント、大喜びで歓声を上げる姿にこちらも顔が緩みます。

大韓航空780便が離陸する頃、北から大きな雷雲が近づいてきました。カメラマンたちは店仕舞いをして帰宅の途に。自分もターミナルでかみさんたちと合流して新東名で帰りましたが、この雷雲のおかげで一時視界がなくなるほどの雨に遭遇しました。でも、後席ではいつものように爆睡。夏休み最後のイベントに満足そうな寝顔をしていました。

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写真左から
・なかなか接地出来ず、誘導路「T-4」直前で着陸した「中国東方航空」のB737
・定刻到着後スポットに入る大韓航空のB737
・「オレも飛べるぜ~」とはしゃぐチビ ターミナルと比較するとかなり張り出しているのがわかります
・パイロットが手を振り返してくれるなんてこの空港ならではですね 行ってらっしゃい!

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・沖縄からのANA784便は、781便として千歳へ旅立っていきました
・着陸時はヒヤヒヤでしたが、離陸は超スムーズだった中国東方航空2020便上海行き
・トーイングトラクターが離れ、タキシングに入る大韓航空780便ソウル行き
・雷雲を避けるように、左に大きく旋回しながら上昇していきました




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