今年1年ありがとうございました

 今年も残り僅かとなりました。個人的にはまったく正月気分にならず、夏休みのような長期休暇と同じ様な感覚でいますが、けじめとしてコメントを寄せて下さったみなさんにご挨拶です。

 さも無い記事に、いつも温かいコメントを寄せて下さって本当にありがとうございました。今年は復職して無事にここまで来ることが出来ました。みなさんの後押しのおかげです。軌道に乗ってきたところでとんでもない不況に見舞われてしまいましたが、身体さえ無事でガマンをしていけば、いつか元に戻る時が来るのではと思っています。

 プライベートでも今年に引き続き、「歌のおまけ付き教育講演会」やライブ、ラジオにと頑張るつもりでいます。また、年末には悲願のネパール訪問を実現したいと思っています。もちろん家族との生活を最優先とした上で、こうしたプライベートな活動が成り立っているので、それだけは蔑ろにしないように気をつけます。

 こんなオヤヂですが、来年もよろしくお願いします。ブログが3年目を迎えますが、ただただみなさんのおかげです。ありがとうございます。来る年が、みなさんにとって良い年になりますように心からお祈りします。
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はじめまして、「ipod」

 年末のドタバタで、更新がすっかり遅れてしまいました・・・。というのは真っ赤なウソで、実は腰を痛めて動けずにおりました! 28日にカミさんの実家へ行った時に少し違和感があったんですが、帰ってきてから痛みが増してきて、昨日はひたすらじっとしていました。パソコンの前に座ることも出来ず、動きの鈍さはナマケモノのような有様。もともと腰に爆弾を抱えているので普段から気をつけてはいるものの、一旦ひねってしまえば、数日はおとなしくしていなければならないハメになります。幸い今回は軽症で、今日は何とかこうして記事を書くことが出来ます。しかし、情けない・・・。

 話は変わりますが、「iPod」を購入しました。音楽を好きな時に聴きたいというのがその理由です。ギターのコピーにも役に立つでしょう。これまでは携帯をプレイヤーとしても使っていましたが、電池がヘタってきてすぐに残量が少なくなってしまうのと、LISMOとパソコンの相性が悪くて携帯と同期が出来ないからです。何度インストールし直しても、ケーブルを繋げば「通信エラーです」の表示。ありとあらゆる手を尽くしましたが断念しました。携帯に直接「着うたフル」をダウンロードすればいいのですが、これまで購入したCDを入れられないのでは、あまり意味がないのかなと思った訳です。ちなみに機種は、シャープ製「W61SH」。おまけに外装パネルの強度が弱いのか、角という角から亀裂が入ってしまっています。決して乱暴な使い方はしていないんですけどね。もし同じ機種をお使いの方がいらしたら、使い勝手の良し悪しを教えて下さい。

 さて「iPod」、購入したのは「nano」の第4世代と呼ばれている現行の機種です。電気製品の大型量販店とのタイアップで発売したものらしく、アップル社のストアにもUPしていないレアなものだそうです。容量も一般の8GBや16GBではなく4GB。でも、ビデオや写真を取り込む訳ではないので、自分的にはこれで十分です。しかもなるべくお安く済ませたかったので、オークションを利用しました。もちろん新品。
 さっそく「iTunes」というインターフェイスソフトをダウンロードして、お気に入りCDを入れてみました。操作性も音質も言うことなしです。4GBでも恐ろしいほどの曲数が入ります。本体と同色のクリアケースとACから充電可能なアダプター(付属のケーブルはパソコンのUSBポートからしか充電出来ません)も同時に購入。これからギターの練習の際に強い味方になってくれるはずです。でも、相棒から
「またいい歳をして・・・。」
と、ツッコミが入りそうですがね。

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もともと本体はイエローなんですが、同色のクリアケースに入れたらゴールドっぽくなっちゃいました(笑)

今年最後の放送から

 クリスマスもあっという間に終わってしまいました。みなさん、楽しく過ごせたでしょうか? イルミネーションもいきなりさびしくなってしまって、ツリーの代わりにはすでに門松の姿も。ホント日本人の切替の早さにはビックリです。自分はただ流されているだけですが(笑)。

 会社も今日が仕事納めでした。復職してから8ヶ月、体の方は心配ありません。病院も月に1回、薬もピーク時の1/4までに減りました。主治医の話では、年明けに状況次第ではその薬もなくなるかもと仰っていました。相変わらず職場では様々な問題がありますが、誰にでもそれは降りかかってくることですし、「何言っちゃってるのさぁ」と笑い飛ばす余裕も少しはあります。来年もこのペースでいけるといいなぁと。

 相棒との番組「Ricky de Night」は今夜が今年最後の放送でしたが、実は相棒が武道館で行われるアンジェラ・アキさんのライブに行くために、昨晩収録ということになりました。夫婦水入らずのひとときを実力派アーティストのライブで楽しむなんて羨ましい。しかも、彼女ひとり、ピアノ1台だけなんだそうです。これはたまりませんね。今頃は1番盛り上がっている頃かな・・・なんて想像しながら、ゆっくり土産話を聞きたいと思います。

 さて、放送の中では毎年恒例、小坂Pを含めた3人の「今年の5大ニュース」のご披露でした。それぞれに関わる出来事を順番に発表、お互いに突っ込みを入れながらいつになく砕けた雰囲気で進めていきました。ざっと紹介すると・・・

相棒
・11月の「カフェ・グリューン」での2時間ライブ
・ゼミの学生たちが新聞の投稿欄に10回以上掲載された

小坂P
・小学生が夢を綴った作文を披露する番組に携わり、純粋な子供たちの気持ちにたくさん出合えた
・料理を作る楽しさに目覚めた

ギターオヤヂ
・家族がそれぞれ新しい環境に(次男:保育所 長男:中学 カミさん:高校の学食に就職 オヤヂ:職場復帰)
・悲喜こもごもの「歌のおまけ付教育講演会」
・30年来の夢だった「MARTIN D-45」を購入


 来年はもう少し気の利いたコメントが言えるように、新聞や本を真剣に読みたいです。正月は、のんびり晴耕雨読を決め込みたい・・・。

 来週1月2日の放送は、我々の後午後8時から放送している「ナイトエクスプレス/ぷんすかでナイト」のパーソナリティー・ぷんすかりぼんさんをお招きしての30分。さらにその番組では我々ふたりが逆にお邪魔をして、ディレクターを含めた4人でのトークバトルを予定しています。ぷんすかりぼんさんと我々は同世代なので、昔話に花が咲いてしまうと暴走してしまう可能性もあります(笑)。聴取エリアにお住まいの方、よかったら聴いてみて下さい。

 さあ、明日からは大掃除やら買い物の用事が入っています。でも、まったく正月という気がしないのは歳のせいでしょうか?

「お詫び」「訂正」ばかりのニュース番組

 毎朝6時半前には家を出るので、新聞は週末にまとめて目を通しています。日常の情報源はテレビのニュース番組ですが、最近気になっていることがあります。それはその内容とお詫びの多さ。

「先ほどのニュースの中で、・・・・とお伝えしましたが、正しくは・・・・の誤りでした。お詫びして訂正致します。」

 このところこの「決まり文句」がやたらと多くなったような気がします。「NHKニュース」や「報道ステーション」「NEWS ZERO」をよく観ていますが、特に「NEWS ZERO」はほとんど毎晩です。
電波に乗って送られてくるのは、テレビ局が制作した言わば「商品」です。それを誤って伝えるのは不良品を売っているのと同じだと思うし、原稿の読み違えや不適切なコメントはキャスターや局アナのミスだと思います。誤りは訂正するのが筋だとは思いますが、同じ間違いを繰り返すことで「誤れば済む」という感覚がスタッフにあるような疑念を持ってしまうし、売り物が粗悪品に見えてきてしまうんです。そんなキャスターから食品偽装のニュースが伝えられるとどうにも同じ匂いを感じてしまい、思わず苦笑いしてしまいます。秒単位の生放送、速報性が命のニュース番組ですが、正確性という面がどうにもおざなりにされているように思えてなりません。

 「NEWS ZERO」は「報道ステーション」より遅く始まるので、寝る間際までニュースを観たいという思いから観始めました。ただ内容的には突込みが甘く、特集も他局の二番煎じのようなものが多くて、それが「粗悪品」に拍車をかけているように思えます。キャスターの面々が「報道ステーション」よりはるかに個性が強いだけに、イメージを若干変えてしまうぐらいの冒険をしてもいいぐらい。村尾信尚さんを始め小林麻央さん、「嵐」の櫻井さん然りです。

 一方「報道ステーション」の古館キャスターは本番中にミスがあると、「報道に関わる者として恥ずかしいです・・・。」と決まって顔を顰めますが、毎回同じようなパターンはやはりポーズに見えてきてしまいます。またミスではないのですが、「報道ステーション」でコメンテーターとして起用される朝日新聞の解説委員、その誰もが決まって古館キャスターの意見に反発しません。キャスターとコメンテーターが年中ぶつかれば番組としては成り立ちませんが、「私はこう思う。」と、異なった考えを分かりやすくコメントする人が皆無。歯に衣着せぬ古館キャスターだから、この番組を好んで観ている人も多いはず。自分もそうです。「そうか?」と思うような発言でもコメンテーターは常に右へ倣いで、コメントの中身も当たり障りの無いものが多いです。古館キャスターが濃すぎるのかな。

 「NHKニュース」は今さら言うまでもありません。可も無く不可もなく、淡々とニュースを紹介していく様は無味乾燥な部分もありますが、さすがに国営放送です。訂正コメントもあまり記憶がありません。

 やはり局の姿勢やアナウンサーの心構え、制作会社の質によって番組の良し悪しが決まります。所謂視聴率の按配で番組は淘汰されていく訳ですが、番組はなくなっても局アナは余程のことをしでかさない限り解雇はないでしょう。女性は一部タレント化して、ユニットを組んで歌番組に出演したり、クイズ番組でお○カぶりを披露していますが、インタビューにトンチンカンな受け答えをしたり、小中学生レベルの漢字が読み書き出来ないアナウンサーがいます。番組は盛り上がるでしょうけど、笑いの後には何も残らない・・・。お願いだからそういう人たちに、ニュース原稿は読んで欲しくないですね。

 民放では硬派だった「JNNニュースコープ」、田英夫さん、古谷綱正さん、入江徳郎さんの語り口が、ひどく懐かしく思えます。

政治がおかしいのは、不況のせい?

 やっぱり・・・ですね。ホンダのF-1撤退後、WRC(世界ラリー選手権)で活躍する日本のメーカーの今後を憂慮していましたが、スズキに続いてとうとうスバルも活動休止(撤退)が決定しました。これは非常事態です。モータースポーツ界も自動車産業全体もです。スズキは地元静岡にあるメーカーだし、スバルはマイカーと同じメーカー。共に思い入れがあっただけに、つくづく残念に思います。これで日本のワークスチームは姿を消すことになります。スバルは今後もプライベートチームに車両の供給は行うそうですが、ワークスとしてブルーのインプレッサは見ることが出来ません。現在窮地に立たされているフォードも参戦していますが、どう考えてももはや続行は不可能でしょう。

 こんな不況の最中例の定額給付金、今後どうなるのかまったく見当がつきませんが、総額2兆円でしょ? あちこちで叫ばれていますが、もっと有効な使いみちを考えた方がいいですよ。特集でやっていましたが、耐震補強が施されていない学校が全国に4万校もあって、2兆円で十分に工事費が賄えるのだそうです。中国大地震では、多くの子供たちが犠牲になりました。はたまた零細企業のテコ入れや派遣労働者の方の雇用対策とか、国民全員に無料でインフルエンザのワクチンを投与するとか・・・。現実離れしているかもしれませんが、「地方に任せるから配ってよ。でも、高額納税者が手を出してくるのはさもしいと思うけどね。」なんて訳の分からないコメントをする総理大臣よりはマシかもしれない・・・。政治も政治家自身がどんどん変な方向へ捻じ曲げてしまっています。こんな状態では、何も生まれないし期待は出来ません。

 不況でなくても我が家は贅沢など出来ません。あと2週間で今年も終わってしまいますが、家族が何事も無く新年を迎えることが出来たら、それだけで十分だと思っています。

支離滅裂な記事ですみません。

オヤヂの新たな挑戦

 実は大したこと無いんです。先日「レパートリーを増やすぞ!」という記事を書きましたが、具体的な課題曲が決まっただけの話です(笑)。インスツルメンタル・ギターのプレーヤー、押尾コータローさんのアルバム「Blue sky」と楽譜集を購入しました。まだ若いのに、がっちり基本を積んだギター・ワークはため息しか出ないほど。アコースティックギターの「聴かせ方」を、ニクイほど知り尽くしています。

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 この中から「桜・咲くころ」という、スローバラードを選びました。オヤヂが1番に気に入った曲です。ただ、とにかく難しい・・・。でも、弾けたらカッコイイ。天秤に掛けたら、やっぱり弾いてみたくなった訳です。しっかりと覚えたいので、TAB譜付きの楽譜集も一緒に買いました。
 TAB譜というのは、小節ごとに左手の指の運びを表示したもので、ゼロからコピーをするのにはとてもありがたいスコアです。これから嫌と言うほどCDを聴きながら、そしてこれを見ながらの練習です。

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 通常のコードにリードが加わりますが、これを見る限りではもうコードとは呼べないかもしれません。それほどオヤヂにとっては複雑です。左手が動くようになったら、今度は楽譜を使って右手の指の運び方を練習します。もしかしたら1年経っても弾けないかもしれない・・・。

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 先日のようなライブでは、相棒とそれぞれソロ演奏をプログラムに加えます。そんな時にインスツルメンタルもやってみたいんです。歌がヘタクソだからというのが1番の理由(だからってギターが上手いという意味では決してありません)ですが、ライブに限らず「何か弾いてみてくれない?」と言われた時、こんな曲がサラッと弾けたらカッコイイんでないかい?

 脳みそも身体もカチカチになってきているので、まるで先は見えません。でも、ボケ防止にはなるかもしれませんね(笑)。これから正月休みも来ることだし、他の曲選びも同時に進めながらのんびりギターに遊んでもらいます。
 もし時間があったら、「You Tube」でこの曲の動画を観て下さい。とっても気持ちが温かくなる曲ですよ。

レパートリーを増やすために・・・

 先日の「F&R」のライブ、お客さんの応援でしっかり盛り上げていただきました。さて、次回(来年5月)を見据えながらレパートリーを増やしたいなぁと思い、時間が空くと動画や楽譜をめくりながら物色中です。

 それぞれに好みはありますが、まず自分にガツンと響いた曲でなければアプローチする気になりません。昔からのスタイルなんですね。それに「あのオヤヂたちがそれを歌うの?」という意外性を与えたいとか、ボーカルに女性を登用したいとか。それなりにハードルは高くなりますが、一本調子ではないメリハリのついたライブにしたいという思惑があります。決してレベルは自慢出来るものではないので、トークも含めて楽しいライブ作りを心掛けています。

 実際にやるやらないを別にすると・・・

・初恋(村下孝蔵) ・やさしい悪魔(吉田拓郎) ・涙の誓い(アリス)
・夏の終わりのハーモニー(井上陽水&玉置浩二) ・田園(玉置浩二)
・白い一日(井上陽水) ・帰れない二人(井上陽水) ・オリビアを聴きながら(杏里)


 ハモリが可能で且つギターのアレンジが何とかなりそうかな、という基準で選んでみました。「オリビアを聴きながら」は、先日のように小坂Pに歌ってもらえないかという甘い期待大です(笑)。
 加えて最近特に印象深い曲に出会いました。それは、アンジェラ・アキさんの「手紙~十五の君へ~」。以前NHK「みんなのうた」で流れていた時に、長男が好んで聴いていました。その時はピアノの曲だったことで、自分はそれほど真剣には聴いていませんでしたが、改めて動画で確認してみると詞の内容やメロディーラインが素晴らしい!! ここ一週間聴き続けてコードを拾ってみましたが、普通のコードにアレンジを加えることで、ピアノの和音に近い音がギターで出せることが分かりました。ピアノほどパンチのある音は出せませんが、ギター2本を駆使すれば少し違った雰囲気が出るかもしれません。長男に話してみたら、
「(気付くのが)遅いよ。」
と嘲笑されてしまいました。ごもっともです。
 また相棒が彼女のお気に入りで、12月26日の武道館ライブに出掛けるそうです。何でも彼女ひとりとピアノ1台だけだとか。何とも羨ましい構成です。

 以後も曲探しを続けて、相棒とブツクサ言いながら決めていきます。もし「こんな曲はどう?」というお勧めがあったらぜひ教えて下さい。

ホンダがF-1から撤退

 ホンダがF-1からの撤退を発表しました。寝耳に水、晴天の霹靂です。自動車業界が今大変な状況を迎えています。一端を担っている自分の会社でさえ、先日無期限の残業禁止や経費削減の大鉈が振られました。派遣さんや期間労働者の方が契約打ち切りの憂き目に遭っている最中に、年間数百億円を必要とされるレース活動を続けるのは筋が通らないでしょう。
 現在F-1のオーナーは、カーメーカー直属か大富豪の2通り。それに数々のスポンサー企業が資金を提供しています。ただこれだけ経営状況が悪化すれば、トヨタでさえ水面下で継続の有無を検討しているかもしれません。

 自分のホンダへの思い入れは、アイルトン・セナがマクラーレンからウィリアムズへ移籍した時点で終わりましたが、今でもサーキットにホンダのマシンが疾走する姿を見ると何となく落ち着くものです。それぐらいオヤヂ世代のホンダとF-1の繋がりは、忘れられないほど多くのドラマチックなレースを生みました。実はマイカーも4台はホンダ車でした。

 中島悟が日本人初のF-1ドライバーとなってからレースに興味を持つようになり、その後セナがマクラーレンでプロストとの確執を生みながらも、88年、90年、91年とワールドチャンピオンになった頃は、自分も1番熱くなってレースを観ていました。鈴鹿へも出掛けて行ったほどですから。セナのオンボードカメラで映し出されるステアリングの「H」のロゴが、マイカーにも付いていることがうれしくて仕方ありませんでした。

 93年にF-1から撤退し、2000年にエンジン供給の「BAR HONDA」として復活。06年からは純粋なホンダチームとなりましたが、現在まで残念ながら明るいニュースは少なかったように思います。決してバランスの悪いチームではないように感じたし、バリチェロやバトンもアグレッシブなレーサーです。しかしながら300km/hオーバーで走行したり、前車のタービュランスに耐えながらコーナリングするマシンは、ほんの1~2ミリの調整でバランスが激変してしまいます。それに現地での気象条件が加わり、他チームの動向を睨みながら戦略を立てていくので、優秀なドライバーやポテンシャルの高いマシンだけを揃えても優勝することは不可能です(運よく・・・ということもたまにありますが)。

 低迷するホンダは、昨年代表に元フェラーリのロス・ブラウンを招き入れましたが、それとて予選から満足なタイムを残すことすら出来ませんでした。経済的な問題や世論、チームの成績を考えると、今回の撤退は妥当な決定だったと思います。
 これで来年は現時点で18台、17戦でレースが行われそうですが、ホンダの決定を受けて方針転換をするチームも出てくるかもしれません。いや、F-1だけでなくWRC(世界ラリー選手権)やインディ、国内レースにも何らかの影響を及ぼす可能性はあります。

 ハイテク満載のマシンが少しずつ回帰してドライバーの技量が試されるようになったり、数年禁止されていたスリックタイヤが復活したりと、来年もF-1を楽しみにしていましたが、どうにも出鼻を挫かれてしまいました。シートを失った2名のドライバーの去就共々、今後の動きに注目していきたいと思います。

0系ラストラン

 忙しさに感けていたら、新幹線0系の定期運行が終了してしまいました。ほんの数日前に気がついて、昨日はニュースで別れを惜しむ人たちの様子を観ましたが、老兵が時代の波に呑み込まれてしまうのは致し方のないこととして、余りにもヒートアップした「ファン」と思しき人たちに、少しばかり興醒めしてしまう部分も正直ありました。

 普段JR三島駅を利用しているので、0系は東海道新幹線開業当時(7歳)から見ていたし、「こだま」としていつもホームに滑り込んでくるのは0系でした。流線型の顔と白と青の車体は、まさに「夢の超特急」と呼ぶにふさわしいスタイルで、継ぎ目の無いロングレールの上をまるで滑るように走る感覚は、9歳だった自分にはSF映画に出てくる乗り物と同じものでした。

 しかしながら初期のタイプは大型の窓で、窓と窓の境目の席になってしまうとまるで外が見えなかったり、シートは前後列との間隔が狭く足元は窮屈で、せっかくのリクライニングシートもほんの僅かしか倒せないというものだったし、シートの生地や座り心地も決して褒められるものではありませんでした。数回のモデルチェンジを経てようやく快適になった時には、すでに100系や300系が幅を利かせていました。

 やがて長男が生まれ、毎週のように新幹線を見に出掛けていた時、「今年(1999年9月)で0系が東海道から姿を消す」というニュースが飛び込んできました。しばらくすると「35年間ありがとうございました」というヘッドマークを掲げた車両が走り始め、それを見た当時4歳だった息子は突然乗りたいと言い出しました。翌週三島~東京を同じ車両で往復しましたが、流れる景色を何も言わずに食い入るように見つめる姿は、まさに9歳の時の自分とまったく一緒でした。

 1999年9月18日、三島駅も今回と同じような騒ぎの中にありました。自分は危険を避け、いつもの場所で息子と最終列車の通過を待ちました。三島駅の手前なので減速をし、ゆっくりとその姿を眺めることが出来る取って置きの秘密の場所です。運転席とほぼ同じ高さの土手の上で、距離は30mほどでしょうか。やや正面のトンネルからゆっくりと顔を出すと緩い左カーブ、夕焼けの中息子とふたりで千切れるほど手を振りました。すると短く1回だけタイフォン(警笛)を鳴らしてくれたんです。規則では出発時と危険を察知した時のみの使用と定められているのですが、その時ばかりは特別だったんでしょう。もううれしくてうれしくて、ふたりで大はしゃぎしてしまいました。
 それから9年、ついに現役引退の日が来てしまった訳です。息子は何も言いませんでしたが、じっとニュースを見つめていました。これからお別れ運転が数回予定されているそうですが、最後の最後まで無事故で有終の美を飾って欲しいと思います。

 蛇足ですが、来春には九州行き寝台特急列車「はやぶさ/富士」が廃止となり、東京駅を発着するブルートレインがすべて姿を消します。栄華を極めた夕刻の⑩⑪番ホームも今は昔です。今回のような大騒ぎになることは容易に想像出来ますが、マスコミや周囲に煽られた「俄か鉄道ファン」も少なくないでしょうから、事故はもちろんヘッドマークや備品の盗難・破壊という悲しいニュースだけは無いように祈りたいものです。

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息子と乗った0系です。(1999.9.4 東京駅)
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