また寝台列車が消える

3月14日、また老舗の寝台列車が消えることになりました。年度替りだからなのかは分かりませんが、この時期になると毎年ダイヤ改正とともに列車が様変わりをします。どちらかと言えばさびしいニュースばかりのような気がしてなりません。

今回廃止されるのは、
寝台特急 「日本海」(大阪~青森) 2往復→1往復へ
       「北斗星」(上野~札幌) 2往復→1往復へ
       「あかつき・なは」(京都~長崎・熊本)
寝台急行 「銀河」(東京~大阪)


東北の各路線に特急列車が走り回り、時刻表を眺めるのが楽しくて仕方なかった頃、この地域にも新幹線が登場し特急列車が削減される一方、青函海底トンネルの貫通で上野を出発して翌朝には札幌に到着するという、夢のような寝台特急「北斗星」が登場。夜行列車の縮小は回避出来ると確信していました。
現在日本海沿いに北上する「日本海」には「トワイライトエクスプレス」、「北斗星」には「カシオペア」というように、ほとんど同じ様な路線に豪華仕様の寝台特急が設定されています。しかも、これらは現在でも高い人気を保持していて、予約を取るのも至難の業だとか。どちらも「ブルートレイン」でない独特のカラーリングというのも皮肉。「北斗星」だって登場仕立ての頃は個室をウリにした豪華車両でしたが寄る年波には勝てず、「日本海」共々老朽化の進んだ車両を集約して経費削減の対象になったのでしょう。

京都から九州へ向う「あかつき・なは」は、2005年3月に「あかつき・彗星」(京都~長崎・南宮崎)の「彗星」のみを廃止し、併結相手だった「あかつき」を「なは」に併結して誕生しました。ただ、こちらも新幹線や特急列車の整備が進み、車両の老朽化も手伝って廃止が決りました。

とりわけショックだったのが、東海道本線で唯一残っていた寝台急行「銀河」廃止のニュースでした。1949年に登場して以来増発や併結を繰り返しながら、黙々とビジネスマンを運び続けてきました。というのは、始発の「のぞみ1号」で東京を出発しても新大阪到着は8:25で、「銀河」の7:18の方がゆっくり朝食を取ってから仕事に取り掛かれる時間設定となっています。
ところが新幹線と比較すると料金が2千円以上も高い上に、乗車する時間帯を加味すると夜行バスの方が格段に使いやすい設定になっています。料金だって比較の対象になりません。ここ数年の「銀河」の乗車率が40%というあたりにややきな臭さを感じていましたが、やはり最悪の結果となってしまいました。機関車の先頭にヘッドマークさえ付けず、急行という安価な料金で頑張ってきたのに、本当に残念で仕方ありません。

思い起こせば旧国鉄の全線走破を目指していた頃、夕刻の東京駅に次々と姿を現す寝台列車に憧れ、風格というより威厳すら放ちながら通勤電車を尻目に西へ向う姿を、一心不乱に写真に撮っていました。「いつかはあのA寝台に潜り込み、一晩中流れる景色を見ていたい。」こんなことを思いながら、ホームの端から見送ったものです。「さくら」「あさかぜ」「瀬戸」「出雲」、すべて時刻表に記された列車番号が1ケタで、誰もが一目置いていた存在だっただけに、その時は栄華を極めた青い車体が30年後に消滅するなど想像もしませんでした。

新幹線が博多まで開通したのをきっかけに寝台列車は整理をされ始め、区間を短縮されたり本数を減らされたりと次第にお荷物的な存在となっていきました。逆に新幹線が停車する駅から各方面へ向う特急列車が設定されて、表定速度(停車時間を含んだ平均速度)の遅い寝台列車が通過待ちを余儀なくされる事態があちらこちらで発生しました。東京~長崎間を走る「さくら」、1959年に誕生した歴史のある列車も、晩年は単線区間が多いことが災いし、特急「かもめ」に何本も抜かれるという有様で、東京を18:03という利用しやすい時間帯に出発するにも関わらず、長崎到着が13:05という中途半端な設定となってしまいました。そして、ついに2005年3月に廃止。

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2005.2.11 長崎駅で出発を待つ「さくら」

1956年に日本最初の寝台特急として登場した「あさかぜ」、「走るホテル」と形容されるほど豪華な編成で東京~博多間を疾走しました。さらに東京~下関間という「あさかぜ」も設定され、まさに順風満帆といった状況でしたが、やはり新幹線の博多開業が大きな影を投げかけ、「さくら」とともに2005年3月に廃止されてしまいました。この2本の寝台特急の廃止は、本当に信じられない出来事となりました。

日本の大動脈東海道本線は変革の一番手として、常に話題に事欠くことがありませんでした。翌年の3月には「出雲」が廃止、以降「富士・はやぶさ」「サンライズ出雲・瀬戸」、寝台急行「銀河」が細々と運行されていますが、その「銀河」の廃止が決定となり、他の車両も増備や改良がされないまま、その行く末は混沌としています。

幸い旧国鉄全線走破を達成するまでに、ほとんどの寝台特急に乗車することが出来ました。満員の通勤列車から羨望の眼差しを浴びて非日常的なひとときを味わったり、名前も知らない早朝の駅で新聞の積み込みを見たり、向かい合わせになった乗客と話が弾んで一睡もせずに目的地に降り立ってみたり・・・。そんな旅情は、これからどうなってしまうんでしょうか。時間をお金で買ったり、空調の効いた快適な車両で旅することが現代のスタイルのようですが、自分が経験してきた旅はもうしたくてもすることが出来ません。

今回廃止が決った寝台列車は、最期の日まですべて切符が完売しているということです。「無くなるから乗る」というのではなく、日頃から利用していれば終焉を迎えることはなかったかもしれない・・・そう思うのは、いち鉄道ファンの我儘でしょうか。

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2001.6.10 早朝の東海道を東上する「出雲」(三島~函南間)
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イチゴ狩りへ行ってきました

ここのところ2日間は風が猛烈に強かったですね。関東地方はこれが「春一番」だったようですが、静岡はどうだったんだろう・・・。とにかく花粉と砂が巻き上がって、カミさんと長男はズルズル、車は真っ白けになってしまいました。

そんな中、毎年恒例のイチゴ狩りへ出掛けてきました。場所は車で20分ほどの「伊豆長岡イチゴの郷」。温泉でも有名な場所です。静岡では「紅ほっぺ」という品種が主ですが、ここはより甘みの強い「あきひめ」がメーン。

しゃがまなくても済む、棚に設けられたイチゴ畑が整然と並ぶハウスの中は強風など関係なし。おまけに甘い香りが鼻をつきます。さっそく30分1本勝負、食べまくりのゴングが鳴りました(実際は鳴りませんよ~)。

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最近は棚に設けたイチゴ狩りが人気なんだそうです。お年寄りにもやさしいし、泥が付かないので衛生的で赤い色も鮮やかに見えます。

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昨年は「そんなに食べて大丈夫?」と心配したほど食べたチビ、なぜか今年はひとつも食べませんでした。子供の好みって分かりません。ずっと棚の下をくぐったり、ミツバチを見つけて大騒ぎしていました。

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お茶目なカミさんです。イチゴが大好きなので、遊びほうけるチビを置き去りにして、ひたすら食べまくってました。「時間限定」という言葉に異常に反応していて、さすが主婦って感じでしたよ。

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長男もイチゴは大好きなのになぜかこの表情。実は花粉の仕業なんです。イチゴは食べたい、でも外出はしたくない。結局食欲に負けて同行しました。もっともこの後、野球団の手伝いに出掛けたんですから、好きなものには勝てないようです。

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こういう2ショットも、あとどれくらい撮れるんでしょう。

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最後にお約束の1枚。昨年もまったく同じ場所で撮影しました。昨年のチビは「捕獲された宇宙人」って感じで手をつながれていましたが、今年は背も伸びてだんだんいっちょまえになってきました。それにしても長男のショボイ顔・・・それだけ花粉がきつかったようです。

7年ぶりに買い換えました

日頃お世話になっているレーダー探知機。本来はこれにお世話にならない運転を心掛ければ問題はないんですが、車の流れもあるし知らない土地でのレーダー設置場所も分からない。そんな理由でずいぶん以前から付けていました。今の探知機でも使えないこともないんですが、最近のレーダーには性能がついていかないし、設置してあるものにしか反応しません。しかも、自動ドアなどに反応してしまうのも困りもの。

というわけで、昨日GPS付きの探知機に買い換えました。実に7年ぶりです。これまでのものも買った当時は結構高性能でしたが、これだけ年数が経過していると技術の進歩は目覚しい。全国の常設レーダーをインプットしてあるので、GPSを測位した自車が通りかかると1km手前から警告を発し、安全な通過速度を表示してくれるというものです。これなら知らない道でも助かります。画面も2インチの有機EL液晶なので、昼間でも視認性は悪くありません。夕方になれば、オートで照度が夜間モードに切り替わるとか。
とにかくざっと説明書を読んだだけでも機能がテンコ盛り。だから万能という訳ではありませんし、安全運転は遵守しなくてはいけません。少しだけ余裕を持って運転出来るかな・・・という位置づけです。

試しに国道や県道を走ってみましたが、しっかり反応してくれました。感動したのはカーロケーションシステム。近くをパトカーが巡回していると、GPSがそれを検知して画面に表示するというものです。5分後にパトカーとすれ違った時は感動してしまいました(笑)。

歳をとったせいかのんびりと走ることが多くなりました。山を走る時は少しだけペースを上げますが、その「山を走る」機会も少なくなってしまって・・・。ガソリンも高いですからね、そのくらいの方がいいのかもしれません。

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こんな感じで設置しました。1番見やすい位置だと思います。買ったばかりなので、ソーラーながらDCからの充電のためにコードが繋がっています。

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液晶パネルが見やすいので助かります。データの入れ換えをしながら、また長いことお世話になることにします。(傾いているのは自宅駐車場の関係です)

お誕生日おめでとうございます

今日はブログフレンドのおひとり、「ピロ私記」を管理されているPONさんのお誕生日です。いつもオヤヂの食欲を刺激する美味しい記事で、楽しませていただいています。お仕事もお客さん相手のようですので、気苦労も多いかと思います。たくさん美味しいものを食べて、プライベートにお仕事に頑張って下さい。

PONさん
お誕生日おめでとうございます!


これからもよろしくお願いします。

卒団にあたって

いつの間にかカウンターが4万を越えていました。いつもみなさんに立ち寄っていただいて、心から感謝申し上げます。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

さて、この度長男が「清水町少年野球団」を卒団しました。この度と言っても、1月27日にすでに式典は済んでいます。泣くまいと頑張っていましたが、長男からの手紙で敢え無く撃沈。カミさん共々涙腺がユルユルで困りました。他の親御さんもズルズル(どんな表現だ)でしたけど。

卒団式が終わると、毎年オヤヂが恒例としている作業がスタートします。先日の記事でも書きましたが、これまで撮影した写真を卒団生ごとにまとめて、CDにコピーして無理矢理プレゼントさせてもらうというものです。今回で4回目になります。作業自体は実に単調なんですが、何せ撮りまくってしまったから仕分けする作業はまるでマラソン。遠いゴール目指して黙々と写真を選択し、時にはレタッチを施していきました。でもね、片付けをしている時と同じで、懐かしい写真が出てくるとついそれに見とれてしまって作業が進まなくなってしまいます。自分が悪いのですが、それが余計に時間がかかった原因です。

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そんでもって出来上がったCDがこれです。長男を除く6名分を作りました。長期間所属していた選手で700枚近い写真を収納しています。ヘタクソな写真ばかりですが、もらっていただけるとうれしいです。

作業中に見入ってしまったのは、やはり長男の写真。小学3年生の時に入団、小柄なのでユニフォームがダボダボ。まるでユニフォームがそのまま動いている感じでした。

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これがその写真です。2004年5月のものです。グローブとスパイクはピカピカ、帽子は間に合わないので自前でした。ルールや連携なんてものは本人は「別世界」のことで、とにかくキャッチングするのが精一杯。たまに大声で指導されると、大粒の涙を零してボールを追いかけていました。この後3ヶ月ほど行くのを嫌がって、半ベソかいているのを無理矢理グラウンドに置いてきたことを思い出します。でも、自分で決めたことに拘っていたのか、「辞める」という言葉は決して口にしませんでした。

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そして、これが涙涙の卒団式後の記念撮影です。長男、多少は成長してますかね(笑)。現在も練習日にはお手伝いとして参加させてもらっていますが、週末が待ち遠しいというのですから変われば変わるものです。この先オヤヂも、公式戦には出来るだけ足を運ぼうと思っています。

もらったど~!

ここのところすっかりご無沙汰。もしかしたらオヤヂ、悪い病気で息絶えているのかと思われているかもしれません。残念ながら元気です(笑)。実はこれまでに撮影した少年野球団の写真を、長男を除く6名の卒団生に分けてCDにコピーする作業を行っていました。以前にも少し書きましたが、3万枚近い画像の中から振り分けるので、正直気が狂いそうになるほど時間も体力も費やします。現在は8割ほどのところまで来ていますが、今日はちょっと息抜きをすることにしました。なぜ?

今日はバレンタインデー。それほど固執する年齢でもありませんが、チョコ好きのオヤヂとしては何となくうれしい日なんです。さっそくカミさんからもらったど~! 

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オヤヂの大好物は、何と言ってもこの板チョコ。昔からこれ一筋で、カミさんが気を利かしてイチゴと抹茶のシリーズを見つけてきてくれました。メチャクチャうれしかったです。まだ食べてはいませんが、何かもったいなくて・・・。
この時期カミさんはオヤヂの友達にもいくつか贈ってくれていて、相棒はアーモンドチョコがお気に入りなのでしっかりとスタンバイ。明日収録なので、その時に渡すことにしました。

小学6年生の長男は、2年ほど仲良くしている「彼女」からしっかりとチョコレートをもらってきました。学校が終わってから渡す場所を指定してくるなんて、近頃の女の子ってなかなかスゴイなぁ。その指定方法も数日前に手紙で渡されたとか。実は中学はお互い別々になってしまうのですが、
「お互い野球とバスケ頑張って、もし同じ高校に入ったら付き合おうね。」
と書いてあったそうです。自分からカミさんに報告するあたり、まだまだかわいい。運動会の時にしか会ったことがありませんが、笑顔の可愛らしい元気な子です。冗談で、
「チョコ持って来たら記念に写真撮ってやるぞ。」
と言ったら、これまた素直に持って来るじゃありませんか。思わず写メで撮っちゃいました。

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得意満面な表情ですが、横でチビがその大切なチョコを虎視眈々と狙っていました。そのチビだって、子育て支援センターで知り合ったお友達からチョコをもらったんですよ。まだ2歳だぜぇ~。ママから「1日1個だよ」と言われてました(笑)。
みなさんは、どんなバレンタインデーをお過ごしですか?

歌付き教育講演会 in 四日市

NPO法人「体験ひろば☆こどもスペース四日市」のお招きで、三重県四日市へ行ってきました。今回はいつもの講演会と少し形式が異なり、前日にスタッフや会員の方々を相手に、1時間のミニライブをやらせていただき、翌日相棒による90分の講演会という2本立てのイベントになりました。

2月2日にJR掛川駅で待ち合わせをし、東名~伊勢湾岸道を西進。この伊勢湾岸道が思いも寄らぬ絶景を提供してくれて、伊勢湾の1番南側を貫いているので、暫くの間工場地帯の夜景を高架橋の上から眺めることが出来ました。停車出来ないのが残念!

でも、やはり四日市は遠かった。午後7時半ごろ「体験ひろば☆こどもスペース四日市」の拠点、ログハウス風の事務所に到着しました。この日はカレーや手作りのスイーツが用意されていて、何となくディナーショーの雰囲気。30名ほどの方々に迎えられて、挨拶もほどほどにすぐにライブを始めることになりました。年齢層は我々と同じか若い方がほとんどで、1曲歌うごとに
「懐かしい~」とか「レコードのまんまやわ~」とか、地鳴りのような歓声が上がることもあって、だんだん我々もヒートアップ。このログハウスというのはギターとの相性がとても良くて、今回音響機器を使用しなかったのにバツグンの響きで、本来の音をしっかりと演出してくれました。

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予定は10曲でしたが、みなさんとの会話が楽しくて終わったのは9時過ぎ。結局講演と同じ90分間歌わせていただきました。終了後ようやくカレーでの夕食となりました。これがまたスペシャルというだけあって絶品! ポーク&ビーフに何種類ものスパイスを併せているとかで、コクがあっていくらでも食べられてしまう感覚。もちろんおかわりしました。かなりお腹が膨れたのに、今度はスイーツが登場。代表の上田さんという方が作られたそうで、こちらもお店で出せそうなプチケーキ4種類がキレイでした。結局2ついただいて後はお持ち帰り。

すでにこの時点で霰が降り始めていて、もしかしたら雪になるかもしれないとのこと。翌朝は雨だったものの車の屋根には雪が積もっていました。ニュースで東京は大雪の予報。オヤヂ二人は背中を丸めながら会場の「四日市市楠ふれあいセンター」へ。完成したばかりの複合施設で、多目的ホールから子供の遊戯スペース、さらに大型入浴施設まで完備されています。

開演は午前10時、雨天にもかかわらず50名を超すお父さんやお母さんが足を運んで下さいました。今回のテーマです。

「子育て」は面白くて楽しい! でもちょっくらたいへんかも…
~ New Zealandにおける「学び合う・育ち合う・支え合う」子育て相互支援の研究から ~

久保田 力 (浜松大学 こども健康学科/教授)

◎ 「たいへん」と愚痴る前に「面白い・楽しい」と言わなくなったこの国の「子育て」文化
やはり「経済」の状況や問題がネックなのでしょうか?
 「子育ても仕事も」とは言わず、頑なに「仕事と子育ての両立」を主張する厚生労働省

◎ 「子育て支援」は社会全体に存在する普遍的な機能だった はず…
「昔は良かった」と嘆くだけでは何も始まらない
今ここで、新たに求められている「子育て支援」とは一体何なのだろう?

◎ ここで大問題!「子育て支援」の正体や方向性は今もって不明確で不確定
「少子化(社会)」対策とのネジレ&ヨジレで歪曲され混乱している国家政策「子育て支援」
「子育て支援」の目的が「こどもの幸福」からズレてしまっているのではないか?

◎ New ZealandにPlaycentreというユニークな子育て相互支援活動がある
「先生」も「保育士」もいない? そこには「保護者」だけがいる!
参加者全員が保育担当者となる ≪セッション≫
 いわゆる「子育てサークル」の発展&進歩形態としての ≪ワークショップ≫
これまたユニークなNew Zealand的幼保一元化/統合的就学前教育課程 ≪Te Whariki≫


今回自分は最後列で聴講しましたが、常に対話形式で話を進めていく相棒のやり方は、面白くてついつい本音を言ってしまうお母さんに対して周囲の笑いを誘い、お互いの情報や考え方を交換・公開してしまうというもの。だから退屈しないし、別個に枠を設けなくても意見交換が出来るので一石二鳥という訳なんです。予定時間をオーバーしても、なお質問が寄せられる活気溢れる講演会となりました。

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帰路は節分ということで、S.Aで恵方巻きを買って運転しながら丸かじり。決められた方角という訳にはいきませんでしたが・・・。

小さな巨人

先週(2月2日)の「リッキー'sブランチ」は、中学2年生ながら津軽三味線の全国大会で優勝した芹沢萌々果(ももか)さんをゲストにお招きしました。昨年10月に地元紙によって彼女の快挙を知り、「地元にこんなすごい子がいるのなら、ぜひゲストに来てもらおう」ということで実現したわけです。

2月1日の夜に収録を行いましたが、午後7時に所属する民芸衆団「奏鳴曲(そなた)」の代表、父上とともに来局。右手にはスタジオでの生演奏をお願いしていたので、三味線が収納されているケースがしっかりと握られていました。
「こんばんは、よろしくお願いします。」
さすがに礼儀正しい。

初めてのラジオ出演だったからかいくぶん緊張していたようですが、相棒が自己紹介しながらいろいろ話しかけると、すぐに笑顔になって三味線のチューニング(という言い方でいいのかな?)を始めました。
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2007年10月13日付静岡新聞より

4歳から祖母の影響で始めた津軽三味線、「奏鳴曲」で血の滲む練習を重ね、小学6年生頃から大会に出場するや部門優勝の常連となりました。今回の「第4回津軽三味線全国大会」の中高生部門では、もともと力のある男子高校生を退けての優勝だけに、とても価値のあるものだったに違いありません。
収録が始まってオヤヂふたりがあれこれ聞いていきましたが、受け答えがとても中学2年生のそれではありません。はっきりとした声で、しっかりと前を向いて話をしてくれました。
「芹沢さんぐらいの歳だと、ギターとかベースとかドラムなんかに興味があると思うんだけど、どうして津軽三味線だったの?」
「おばあちゃんと私の先生が友達で、楽しそうに三味線を弾いているのを見て私もやってみたくなりました。」
「1日どれぐらい稽古してるの?」
「三味線のお稽古は午後5時から7時までで、ご飯を食べて8時から10時まで民謡と踊りの稽古をしています。」
民芸衆団というだけあって、津軽三味線の稽古だけではなかったんですね。でも、芹沢さんはそんなことをニコニコしながら話してくれました。
「この世界ってそれほど演奏する人って多くないと思うんだけど、大会に出るといつも同じ顔ぶれになるでしょ? ライバル意識とかってある?」
「空き時間に少し話をすることはあります。でも演奏が始まると、どんな音を出すのかとか、どんな弾き方をするのかそればかり見ています。自分が誰も出せない音を出した時が1番うれしいです。」
「・・・・・・・。」
オヤヂらふたり絶句。ラジオなのに、どう切り替えしていいのか相棒でさえ言葉が出ませんでした。そのまま1曲目の「津軽じょんがら節」へ・・・。
ご存知のように津軽三味線は棹が太く、バチで太鼓の部分を叩くように弾きます。こんなか細い腕なのに、出てくる音量といったらアコースティックギターの比ではありませんでした。1m足らずの距離でヘッドホンをはずすと、その音圧に圧倒されます。独特の指裁き、そしてバチ裁き。ずっと目を瞑って聴いていると、まさに大ホールの特等席にいるような錯覚に陥りました。演奏が終わるとますます言葉が出なくなってしまい、小坂Pが上手く繋いでくれました。

「ごめんね、おじさんたち何言っていいのか分からなくなっちゃったよ。」
相棒がようやく正気に戻ってひとこと。2曲目は「北国のソナタ」。「北国の春」とベートーベン作曲の「月光のソナタ」を芹沢さん自身がアレンジしたもの。
「北国の春は先生から勧められて、月光のソナタは自分が好きな曲だったので。」
1曲目と同じ様に、ただただ我々はその音に酔いしれるだけ。申し訳ありませんが、とても言葉で表現することは出来ません。ただ言えるのは、本物に裏付けされた音は聴く者を裏切らないということ。そして、真っ直ぐに心の中に染み入って来るということ。この子はどんな大人になるんでしょう。

最後に相棒が聞きました。
「将来はプロになるの?」
少し考えた後、芹沢さんはこう言いました。
「幼稚園の先生か保育士さんになりたいです。」
「エーーーーーーッ!!」
オヤヂらは思わず大声を張り上げてしまいました。
「三味線はずっと続けるつもりですが、仕事は別のことをやりたいんです。」
最後の最後までオヤヂたちはやられっ放しでした。ただ保育士と聞いて、相棒の目がキラリと輝いたのは言うまでもありません(笑)。

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最後に出演者一同で記念撮影をしました。まだまだあどけない顔をしてるでしょ?

ポートレート中間報告

みなさん、ご無沙汰でして申し訳ありません。主が不在にもかかわらず、コメントをお寄せいただきありがとうございます。昨日とりあえずの「大仕事」が終了し、四日市から戻ってまいりました。報告は後日させていただくことにし、先日コミュニティーFM局「ボイスキュー」で行った、パーソナリティーさんたちのポートレートの記事と写真をご紹介します。

既述のとおりポートレートはほとんど撮ったことも専門的な知識もなく、限られた機材での撮影で不安だらけでしたが、そこはパーソナリティーさんたちの力量に助けられ無事に撮影は終了しました。おひとり4~50枚ほど撮影し、それを営業部の方に見ていただいたところ承諾をいただいたので、その中からご本人に選んでいただくところまで進んでいます。それをレタッチ後納品して完了ということになります。ホームページのトップとギャラリーに掲載していただけるので、今からドキドキハラハラしています。

オヤヂが勝手に選んだものを掲載します。室内と野外の2パターン撮影したものから選択し、掲載している画像にはレタッチを施しています。

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岡本真由美パーソナリティー
オヤヂよりずいぶんお若いのに、7~80年代の音楽にとても詳しい方です。「ギターを弾いているところ」というリクエスト、となりに腰掛けてきた同僚のパーソナリティーさんとお話しているところを撮影しました。

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金指妙子パーソナリティー
ファッションセンスが抜群で性格も言うことナシ! 「リンゴを剥いているところ」というリクエストでした。ただ剥き剥きに集中すると眉間にシワが・・・。

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小坂真智子パーソナリティー
オヤヂと相棒が、普段から1番お世話になっている方です。こちらは野外で撮影を行いました。取材やライブ活動で鍛えているせいか、人前での度胸はさすがです。

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佐藤孝子パーソナリティー
もと静岡放送の重鎮、「ボイスキュー」のご意見番です。でも、とってもやさしい方なんです。本番終了後、リラックスされているところを撮影しました。

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佐野智恵美パーソナリティー
英会話バリバリのバイリン・ギャル。現在は韓国語も習得中とか。「賢こそうに撮って下さい」と言っていましたが、ポーズをいろいろ変えたりと1番撮影を楽しんでいましたよ。

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高橋亜矢パーソナリティー
声優もイケるんじゃないかと思うほど、声に個性のある方です。「DSに熱中しているところ」というリクエストでしたが、撮影場所を変える際に髪を直した一瞬を撮ることが出来ました。

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寺尾慶子パーソナリティー
竹を割ったようなシャキシャキした性格と、反面艶っぽい語り口が魅力の女性です。「ストレッチしているところがいいなぁ」ということで2パターン撮影しましたが、オヤヂ的にはこちらを選択させていただきました。

撮る方もパーソナリティーさんも最初は照れがありましたが、慣れてくると思わぬ表情が撮れたりと、かなり楽しみながら撮影することが出来ました。この他にも様々なカットがあるので、どんな写真が採用されるのか今から楽しみです。新しいホームページは、4月1日にリニューアル・オープンの予定です。

それから、いつもコメントを下さる「Night Sea」の管理人・海月さんが、1月30日にお誕生日を迎えられました。忙しさにかまけてお祝いをせずに大変に失礼をしました。撮影される写真で、いつもオヤヂは癒されています。これからもよろしくお願いします。
海月さん、お誕生日おめでとうございます!
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