「24時間テレビ」に思う

昨日「リッキー'sブランチ」の収録を行いました。ここのところ相棒は週末も仕事ということで、2週続けての収録となりました。ブログに集まって下さるみなさんからリクエストをいただくので、聴取エリアからのリスナーさんからも、コンスタントにリクエストをいただけるようになりました。ありがとうございます。ちなみに昨日はみしまのナポレオンさんからのリクエストで、「恋愛写真」(大塚愛)、オヤヂ持込で「あの日に帰りたい」(徳永英明カバー)の2曲でした。
「大塚愛って大塚寧々とは違うよねぇ」
さすが相棒、ナイス・マジボケ。

番組内で話題となった日テレの「24時間テレビ」について、コメントした内容とオヤヂの雑感を併せて書いてみようと思います。
今年でもう30回にもなるんですね。最初の1~2年はそれでも観ていたんです。今までこんな形でのボランティア番組って無かったし、何より自分が障害者だったからです。
たくさんのタレントが全国に展開し、地方局と連動して各地で寄付を募るというもの。しかも24時間ぶっ通しの放送というのは画期的でした。電光掲示板が面白いように募金額を刻み、タレントたちの「ありがとう」という言葉が随所に飛び交っていた記憶が鮮明に残っています。

ところが、3年目ぐらいから気になることが・・・。
すべての場面から伝わる「感動の押し売り」「お涙頂戴」、そしてうんざりするほどの「頑張って」の連呼。たまりかねてチャンネルを替えてから今日まで、ほとんどこの「24時間テレビ」を観ることはなくなりました。観ても毎年せいぜい30分ほどのつまみ食いです。

何か違うだろ・・・。正直な気持ちです。番組内で放映されるドキュメンタリーやドラマ、確かに単発ではレベルの高い出来上がりだと感じます。でもこれを立て続けに流し、その度に画面の小窓にタレントが涙を拭くシーンが現れます。それほどのものじゃないでしょと思うシーンまで泣いていて、挙句「私が代わってあげたい・・・」。決って20歳前後の女性タレントに多いパターンです。おいおい、簡単にそんなこと言っていいの?って思います。同じ状況や障害に苦しんでいる人が、同時にこのシーンを見ているという認識があれば、とてもそんなことは言えないはず。というか、そういうタレントを重用するテレビ局に問題ありでしょう。

それから「頑張って」について。いろいろな「頑張って」があると思うんです。世界のどこかで飢餓に苦しんでいる子供たちへ、障害を持って生活している人たちへ、100kmのチャリティーマラソンに挑戦しているタレントへ、そして24時間一睡もせず(ホントかな)に募金を呼びかけるタレントへ。でも、同じ言葉でも状況によっては意味合いが重くも軽くも、時には何の意味も無いものに変わってしまうような気がします。

ランナーやタレントは、番組が終わればゆっくりと休養することが出来ますが、飢餓や早急に解決出来ない人たちへの「頑張って」って、どれほどの意味があるんでしょう。例えは不適切かもしれませんが、その日を生き抜くことさえ難しい地域の人たちからすれば、
「同情するならカネをくれ」
と言いたくなる心情かもしれません。

障害者への「頑張って」、これが1番大きな勘違いを生んでいるのではないかと。これまでに何度かこのブログでも書いてきましたが、自分を含めて少なくとも周囲の障害者は、自身の障害を受け入れたところから人生が始まっています。ですから、どこか機能しなくても日常不便なことがあっても、それが障害者にとっては普通の生活なんです。普通の生活を送っている人に、「頑張って」はおかしくないですか?
「ご不自由で大変でしょう」
汗を流しながら階段を昇っていると、よく声をかけられます。それって何でしょう。では、エレベーターを設置する運動に参加してくれますか?
横断歩道を渡ろうとしている視覚障害者の腕をいきなり掴んで、
「エスコートします」
これって親切ですか? 手を差し出す人は見えるから何の抵抗も無いでしょうけど、障害者にはとてつもない恐怖の瞬間なんです。ひとこと声をかけるか否かで、親切も諸刃の剣となってしまいます。たったこれだけの話かもしれませんが、健常者も身障者もそれぞれが普通の生活をしているのですから、「頑張って」の存在はやはりおかしいと思うのです。

長くなって申し訳ありません。もう少しだけお付き合い下さい。
番組内の100kmマラソン、あれはどういう目的があるのか自分にはわかりません。チャリティーとどういう結びつきがあるのでしょう? 最初の頃は日頃から鍛えているタレントを起用していましたが、ここ数年はまるで運動することに縁の無いタレントを選び、心神喪失状態になるまで背中を押し続けて、視聴者の感動と涙を誘ってラストを飾るショーと化しているような気がしてなりません。大概翌日の特番で観たりするのですが、苦痛に顔を歪めて道端にへたり込む姿に、正直美しさどころか痛々しさを感じるし、
「一生懸命な○○さんに、元気と勇気をもらいました」
なんてとても自分には言えません。リッキーの切り抜いた新聞記事に、「ヘビースモーカーである萩本欽一さんのマラソンは自殺行為」という医師の忠告が記載されていました。本人の承諾済みなのでしょうけれど、万が一事故が発生した時家族に対して、テレビ局はどうやって責任を取るのでしょうか?

決してチャリティーを否定しているわけではありません。自分も他のブログへお邪魔した際に、ワンクリック募金に参加させてもらっていますし、それが目的のライブにも多く参加してきました。ただ、1年に1回多数のタレントを使ってお祭と化してしまうチャリティー、本来あるべきチャリティーの姿を考えることなく、募金をしていることを危惧しているのです。既述の健常者と障害者との段差こそ、まずはバリアフリー化しなくてはいけないと思います。

先日の記事で、点字用の電子手帳が補助の対象にならない反面、自分の補装具が対象になるという不公平もありました。巨額の募金は利用者からすればありがたいことですが、募金に頼らなくても済むような社会制度を整備することが先決です。そのためには、自分を含めた障害者自身も現状の制度を熟知するための勉強をして、要望することは声を大にして要望出来るような準備をしなくてはと思います。

それぞれに様々なお考えがあるはずです。「24時間テレビ」をご覧になった方もそうでない方も、ご意見があればぜひお聞かせ下さい。少しでも障害に対する考えの段差が解消出来ればと考えています。

拙文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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水族館が好きなんです

この夏は大好きな水族館に行けませんでした。近隣には「伊豆三津シーパラダイス」やら「東海大学海洋科学博物館」がありますが、お世辞にも大きな水族館とは言えないし、さすがに何度も行っているので食傷気味。沖縄の「美ら海水族館」で、悠々と泳ぐジンベエザメを見たいというのがオヤヂの夢です。なかなか実現は難しいということで、以前出掛けた「名古屋港水族館」の写真をご紹介したいと思います。いくらかでも涼しくなっていただけたらうれしいです。

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入場すると、いきなりバンドウイルカが迎えてくれます。メインプールでショーに出演するイルカ君たちだそうで、愛想の良さも調教されているのかな? カワイイですよね。

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そのイルカ君たちが1番生き生きするショーです。プールの広さは世界最大級だとか。内容的には型破りなことはしませんが、3頭が同時に飛び上がる迫力はなかなか見応えがありました。

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「オーロラの海」で飼育されているベルーガ(シロイルカ)。同じイルカでも、一段と愛くるしい顔をしています。白くてツルンとしているので、何となく海坊主って感じですが・・・。

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暑い日には、この水槽の前から動きたくなくなります。南極と同じ環境に設定されている水槽には、「ヒゲ」「アデリー」「ジェンツー」の3種類のペンギンが飼育中。ヨチヨチ歩きのペンギンがひとたび水に入ると、その動きの違いにお客さんから歓声が上がるほど。

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水族館は、ストロボを焚くことが出来ません。でも、「赤道の海」は外光がふんだんに注いでいるので、熱帯魚の色もきれいに写すことが出来ます。

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サンゴ礁はすべて人工なんだそうです。

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「名古屋港水族館」の目の前にある港には、「南極観測船ふじ」が係留されています。実物は意外にコンパクトで、この船で南極まで行っていたかと思うとちょっと心細い感じ。ちなみに初代「宗谷」は、お台場の「船の科学館」に係留展示されています。

さかなクンみたいな物知りに案内してもらえば、何倍も水族館を楽しめるだろうといつも思っていますが、同時にあの声と話し方からすると30分が限界かも・・・って、現実に引き戻されます(笑)。

たまに空を見上げてみたら

相変わらず暑い日が続いています。太陽に焼かれるのは、少年野球の時だけでたくさん! 選手たちをずっと追いかけているので、他のものへと視線を向ける機会がありません。平日はパソコンとニラメッコして書き物をしている状態ですから、空を見上げることってないんですよね。

先日「コマツテクノセンター」へ出掛けた時に、久しぶりに真剣に空を見ました。
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いつもは重い望遠レンズを付けているので、広角レンズの軽さにビックリ。ほとんど真上にあった太陽を撮ってみましたが、空の青さに主役を奪われているような様子でした。

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突然虹が発生。というより、雲の水分に光がうまい具合に当ったんでしょうね。相手の存在が薄ければ薄いほど、写真に撮るのも難しいです。

早く秋が来ないものかと思う今日この頃。富士山へ足繁く通う日が近づいてきています。楽しみ!

点字の話はあのねのね~♪

本当にオヤヂが、相模女子大の教壇に上がっちまいました。25日に行われたオープンキャンパスの体験授業で、リッキーが点字についての授業を行いました。ゲストは言語学者の堀越喜晴氏で、遠路はるばる長野市からやって来ました。11:30に相模大野駅で待ち合わせ、
「いや~、お久しぶりです~。今日はお世話になりますぅ」
っていつもの明るさで登場。授業で披露するリュートを持って、よくもまあひとりで来れるものです。

大学に到着すると、雑談をしながら準備に取り掛かりました。リッキーの話だと事前に申し込んだ参加者は13名。でも、飛込みがいるからと資料を多めに用意。自分はリュートに興味津々です。だってギターのご先祖様ですからね。どんな音か聴いてみたかったし。
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さっそくケースから出して弾いてもらいました。一見マンドリンに似ていますが、弦を爪弾くとか細い音ですが紛れも無くギターの音でした。ただ弦が15本、フレットが7つではどうにも太刀打ち出来ません。基礎から教わらないと無理だとわかりました。

3人で歌う「涙そうそう」の歌い回しを決めている時でした。堀越さんが
「ねえねえ、こんなの知ってる?」
と言って、手帳サイズの機械を見せてくれました。リッキーと二人で
「何これ?」
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みなさんは何かわかりますか?
点字の電子手帳なんです。 
「この中に歌詞を打ち込んできたんだけど」
と、見せてくれました。点字の基本になる6つの点に、濁点半濁点等の付加機能を表示する点が2つ。使い方はほとんど同じだそうです。ネットで調べたところ「ブレイルメモポケット」というものだそうです。価格はなんと24万9千円!!
「全盲の単独障害者には補助が出ないんだよ」
二人とも驚きました。生活していく上で、所持していれば便利この上ない機器です。ちなみに自分が日頃履いている膝下の装具は、両足で22万円。でも、全額補助が適用されます。障害者でも、このような不公平があるわけです。近々「リッキー'sブランチ」で相棒が吼えそう。

13:00、1115教室で授業が始まりました。予想通り飛込みの生徒さんがかなりいて、最終的に40名を超える参加者がありました。うれしいことです。自分も最初から前に座り、点字についての興味深い話を聴かせていただきました。

①「点字の基礎」の誕生秘話(?)
 ※ 子育て・保育・教育だって「ユニバーサルデザイン」化されなければならないのです。

②「点字」の歴史: 誰が いつ どのように?

③「点字」の構造: 六個の組み合わせ
 ※ 理論上は「2の六乗(2×2×2×2×2×2)」通りの文字が存在する

④「点字」の謎: Q&Aコーナー
 Q. ん? 64通りじゃ足りないんじゃないですか?
 Q. 英語とか数学の記号とかはどうするんですか?
 Q. 紙の裏表はどうやってわかるのですか?
 Q. 「麻雀(盲牌)が得意」って本当ですか?

⑤「点字」の道具: 凹板&凸ピン


上記のような内容で進めて行きました。点字は見たことはあっても、触ったり打ったりしたことがある人って、ほとんどいらっしゃらないでしょう。でもね、6つの点にはちゃんとした規則性があって、基本を覚えてしまえば以外に簡単に作成することがわかりました。ひらがなカタカナの区別こそありませんが、アルファベット、しかも大文字小文字の表記はあるそうです。生徒さんたちといっしょに感動感心の連続。
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一区切りついたところで、堀越さんによるリュートの演奏。曲はおなじみの「グリーンスリーブス」。音量が出ないのでマイクで拾いましたが、実に透明で控えめで温かい音が心地よかったです。

全員がうっとりしている直後に笑えたのが、④の「麻雀(盲牌)が得意」って本当ですか? について。視覚障害者は指先の感覚が研ぎ澄まされているという先入観がありますよね。点字だって一瞬にして解読する訳ですから。ところが、
「そんなこと無いです。わかりませんよ」
という意外な回答。
「特別な訓練か何かを受けないと無理でしょうね。麻雀をしないせいもありますが、僕全然わからないです」
あっけらかんと言い放ったので、教室中大爆笑。

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一転「涙そうそう」では、例の点字用電子手帳を膝に置いて緊張しまくりでサビのパートを歌いきりました。こちらも生徒さんたちには評判が良く、いっしょに口ずさんでくれた生徒さんもいました。

最後にリッキーから、
「堀越君は電子メールも使っています。文面を読み上げてくれるソフトがあるので、何も変わらずに送ってもらって大丈夫です。個人的に質問がある人は、アドレスを聞いて送ってみるのもいいかもしれません。でも、せっかく五十音の点字の仕組みが少しだけわかってきたと思うし、今日は点字を打つ機械も用意したので、終わってから堀越先生に使い方を聞いて手紙を出してみたらどうでしょう」
という提案がありました。さっそく終了後、10名ほどの生徒さんが堀越さんに教わりながら、自身の名前を打って大盛り上がりでした。こういう貴重な時間を、少なくとも入学して卒業するまで忘れないでいてほしいと思いました。

コマツテクノセンター

毎年春休みと夏休みに建設機器の「コマツ」が開催している、「はらたくのりものちびっこ見学会」の抽選に当りました。初の応募で当選てスゴイ! 23、24、27日の各日とも子供150名とその親御さんが招待されます。ちなみにオヤヂが当った23日の競争率は5倍だったそうです。
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コマツテクノセンター

とにもかくにも今回は長男も同行して、一家4人でのお出掛けとなりました。会場の「コマツテクノセンター」は、伊豆市の冷川という山の中にあります。それでも片道30キロの道のりなので、疲れることも渋滞も無く1時間弱で到着しました。すでに到着している車のナンバーを見ると、関東や中部、関西からも参加していました。巨大な建設車両が目の前で見られるとあって、12:30受付開始なのに子供たちはすでにオーバーヒート気味。受付が済むと建物の奥にある観覧スタンドへ。ここで30分のデモショーを見学します。座席数162席で前面ガラス張り、もちろん冷暖房完備でシートピッチも広い。
「東京ドームがこんなシートだったらいいのになぁ」
長男がボソッと。確かにこれじゃ貴賓席だわな。
ガラスにはまだカーテンがかかっていて、代わりにスクリーンではなぜか戦隊シリーズの「マジレンジャー」が上映されていました。でも、観ている子供はほとんどなし。カーテンの向こうが気になって、居ても立ってもいられないといった様子でした。チビも前の背もたれをバシバシ叩いて「早くせーや!」とでも言いたげ。

13:10、ヘッドセットを付けたガイドのお姉さんが登場。すると、目の前のカーテンがスルスルと開いて、お目当ての車両たちが現れると、それはそれはスゴイ拍手と歓声が沸き起こりました。大人が観ても壮観な眺めでしたよ。では、写真を見ていただきながら、キャプションを付けたいと思います。(ショーの画像は、DVDビデオからキャプチャーしたので、若干画質が劣っています。ご了承下さい。)

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まず小手調べは小型ショベルでの習字。オペレーターは女性です。それにしても、何のストレスも無くスラスラと書いていくのにはビックリ。

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オヤヂが言うのもおかしな話ですが、「どんなもんだい!」って感じ。
「オレより上手いじゃん」
長男のひとことに、思わずカミさんと頷いてしまいました。

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次は油圧ショベル2基によるダンス。実は左側はオペレーターが操作していますが、右側は遠隔操作いわゆるラジコンです。観覧席の死角から操縦していて、これも見事に動きが合っていました。オペレーターのレベルの高さに拍手!

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1番の人気者、オフロードダンプが登場すると子供たちは大喜び。近づくに連れてスタンドは地響きで揺れます。これも演出かな。それにしてもこれでもかってほどの巨体。ヴィッツがまるでミニカーのようです。

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普段ならそろそろお昼寝の時間なんですが、本物の車両を目の当たりにして大興奮。地響きと集音マイクからの音が観覧席に流れると、さすがにちょっとビビッてましたがね。後方に見えるのがガイドのお姉さま。

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最大級のホイールローダーが、これまた最大級のオフロードダンプに土を入れています。あまりの迫力と音に、スタンドは一瞬静かになってしまいました。

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その向こうでは、最大級(もういいってばさ!)の油圧ショベルが、もう1台のオフロードダンプに大きな岩を積むデモが行われていました。

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最後は大小ブルドーザーの登場。左側は世界最強(空車重量68.5t 532馬力)を誇っています。ちなみに右側は、普段工事現場でよく見かけるタイプ(21.2t)。

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30分のデモショーが終わりました。次は画面左側に移動して、展示車両を見に行きます。

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20分ほど並んで、最大級(しつこい!!)のオフロードダンプHD785の運転台へ上がりました。高さは5mを超えます。チビはうれしそうに階段を昇っていきましたが、カミさんは尋常じゃなかったと思います。長男は運転台に座った時、あまりの高さに
「カーブ曲がったら転倒するんじゃないの?」
と怖くなったそうです。

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人が横に立てばご覧のとおり。タイヤの直径は3m、車両重量91t、積載量72t は、やっぱりスゲエ!のひとこと。

ビデオでしか見たことがなかった車両を生で見て、大人でも感動する見学会でした。次は春休みにもう一度だけ来てみたいと思いましたが、チビが興味を持っているうちは、毎回申し込みをしなくてはならないかもしれません(笑)。

サガジョ体験授業

25日、相模女子大のオープンキャンパスで、体験授業が行われます。前回は有賀先生の楽しい創作授業に目からウロコ状態。人を夢中にさせる授業の、ほんのさわりを見せていただきました。
今回はオヤヂも教壇に上がることになりました。もともとはリッキーの担当授業なのですが、筑波大学で同級生だった言語学者の堀越喜晴さんと共に、点字についての講義を対談形式で行うことに。
「せっかくの体験授業だから、ありきたりの内容じゃ面白くないよね~」
リッキーらしい企みです。

ゲストの堀越さんとは、今までに何度となくお会いしています。「リッキー'sブランチ」にも、ゲストで来ていただきました。本当に気さくで、ジョークもどこか外国チック。オヤヂたちよりも1歳年上で、ほとんど生まれつきの全盲状態というハンデを背負っています。でも、本人はこれっぽっちもハンデとは思っていないようで・・・。
「見えないってどんな感覚?」
そう聞かれて、リッキーはひどく困惑したそうな。

英語の言語学者という肩書きで、立教大学や慶応大学での講師として、現在住まいの長野市内から東京へひとりで通勤しています。
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浜松大学「キトルス祭」にて
また、「リュート」というギターのご先祖様のような楽器を演奏することを趣味にしています。残念ながらこれまでギターの腕前しか拝聴する機会しかなく、今回はその授業の中で披露する企画が組まれています。

気心が知れている3人が、点字についてあ~でもないこ~でもないと言いながら、そのメカニズムについて話をしようというものです。それに、いつものように「F&R」と堀越さんとで1曲ずつ披露して、少しでもいい雰囲気が作りたいと思っています。
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一度きりの「H&R」を結成(浜松大学点字集中講義の最終日)

リッキーのメールより、授業内容をご紹介します。
<♪ 点字・点字・点字の話はあのねのね~ ♪>
せっかくだから(か?)「おやじ三人組(堀越君+F&R)」で、オープンキャンパスを盛り上げちゃおう!
対談形式「点字」噺:インタビュアーは久保田(やってみたかった!)
 Ⅰ.科目「点字の基礎」の紹介(オープンキャンパスだかんね)
 Ⅱ.堀越君の紹介(自己紹介+根堀葉堀)
 Ⅲ.点字の歴史(いつ頃・誰が・どうして考案?日本では?)
 Ⅳ. 演奏 ①(オヤヂの紹介を含む)-「涙そうそう」か?
 Ⅴ.点字の構造(六つの点の並び方の謎とか)
 Ⅵ.点字の効用(少しでも知っていると、どんな時に何が便利?)
 Ⅶ. 演奏 ②
 Ⅷ.点字に関するQ&A(時間がなければやらない)


立派(?)な先生ふたりに囲まれて、オヤヂは借りてきた猫状態。さてさて、どうなることやら。

昨晩会社の同僚からメールが入りました。
「会社のメアドが削除されてたけど辞めるの?」
思わず苦笑いしてしまいました。その後数人からも同じ様なメールが・・・。
辞めるつもりなんてないし、そんな話もしていません。休職している役立たずの社員を辞めさせたいのはわかりますが、ウワサ話がひとり歩きをするのは困ります。すでに復帰に向けて動き始めているっていうのに。

ライブ無事終了

「リッキー'Sブランチ」生放送終了後、今回は欠席の小坂Pに見送られ、一路東名を飛ばして浜松へ向かいました。番組では紅緒さんからリクエスト(何度でも-DREAMS COME TRUE)をいただきました。ありがとうございました。

車の中でのもっぱらの話題は、「歌詞カードをしこたま持ったおば様3人衆」が現れるか否か。「てまえみそ」の常連さんらしいので、
「いくらなんでも来ないで下さいとは言えないだろう」
「オーナーから諭されて、もしかしたらもう来ないかも」
と、ふたりで勝手な想像をしていました。
4月のライブでは最前列に陣取ったおば様たちが、我々の歌に合わせて大きな茶封筒の中から歌詞カードを探し出し、歌い始めるという前代未聞の事件が発生。挙句その歌詞カードを、客席の知らないお客さんに配って「さあ、歌いましょう」みたいに張り切ってしまったんです。我々はものすごいショックを受け、予定していた曲を残して帰ってきてしまいました。これが、ずっと尾を引いていた訳です。

「てまえみそ」に近づくにつれ、ふたりとも次第に無口に。
「もし姿を見たら、ペースが乱れるかもしれないから先に謝っとく」
と、前もってリッキーに謝罪。
「オレも、自信ない・・・」
と、始まる前からテンションめちゃ低い状態でした。

予定通り14時半少し前に到着。スタッフの方々に迎えられ中に入ると・・・
いました、おば様3人衆!!
すでに並べられた客席の後ろの方で、談笑しながら座っていました。挨拶をしながらさりげなく周辺を見ると、例の茶封筒は膝の上にも足元にもありませんでした。そんな仕草が、自分でも何だかいやらしい行動だとはわかっているんですが・・・。

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スタート直後は、パニック状態でした。
簡単なチューニングの後、さっそく1曲目の「飾りじゃないのよ涙は」を歌い始めました。勢いのある曲だから、意識しなくても何とかごまかせたかもしれません。おば様たちのヒソヒソ話をする仕草が視界に入ると、ここで歌詞カードが出るのではと、すっかり怯えていたのだと思います。すると、あれだけ何度も歌っている「案山子」の歌詞が、頭に浮かんでこなくなってしまい、歌詞カードに目が釘付け状態。感情移入なんてあったもんじゃありません。おまけに背中には変な汗が滲んでくるし、パニック障害と似た症状が現れ始めました。これはまずい。もし大事になったら迷惑かかってしまうし・・・と、そんな時にリッキーが助け舟を出してくれました。
「いつも我々の紹介ばかりしてるから、今日は使っているギターの紹介をしてみたら? オレじゃよくわからないからよろしく~」
と、言ってくれたんです。リッキーの気配りはすぐに気付きました。好きな話をしているうちに気持ちは落ち着き、ようやくいつものペースに戻ることが出来ました。

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リッキーの配慮で本来のペースに。
人間というのは、本当に正直です。気持ちの痞えが無くなると、イイ感じでアドリブを入れたりと余裕が出てきました。しかも、最前列にはリッキーのお知り合いが陣取って下さったおかげで、会話を弾ませながら笑い声も出るようになりました。挙句2度もアンコールをいただき、何とかリベンジを果たすことが出来たようです。

みなさんやスタッフの方々にも喜んでいただいて、やっと肩の荷を下ろすことが出来ましたが、冒頭あのような状態になったことが気に掛かります。しかも片付けも終わり、「てまえみそ」を後にしようとした時に、残っていたおば様たちが
「なぜ百恵ちゃんの秋桜を歌ってくれないんでしょうねぇ」
と、小さな声で話をしていたのが耳に入りました。リッキーにも聞こえていたようで、
「やっぱり勘違いしてるよなぁ」
と、渋い表情をしていました。

居心地のいい空間であるはずなのに、とんだ苦手意識を作ってしまい、それが鬼門となって次回からのライブに若干の不安を残しました。まさかリラックスしているはずの時に症状が出るとは・・・。これからの活動で何とか払拭出来るといいのですが。

灼熱の「トーマスランド」

この時季の家族サービスというのは、単純に暑さとの闘いだと再認識しました。行ってきました、「富士急ハイランド」内の「トーマスランド」。チビのリクエストというか、連れて行ったら喜ぶだろうと、前々から計画していました。道路だって1時間半かからずに着いたから、どちらかと言えば空いていたし、テーマパークは嫌いではありません。この暑ささえなかったら、いくらかは自分も楽しめたんじゃないかと・・・。車に付いている温度計は33℃でしたよ。
自主トレをすると小6の長男は家に残ったので、カミさんとチビの3人で出掛けてきました。

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「連れて行っても感激してくれるかな」という親の心配をよそに、当の本人は「トーマスランド」の看板を見つけただけで狂喜乱舞。滝のような汗を掻いているのに超ゴキゲン!

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「トーマスランド」初の屋内型アトラクション「ガタゴトだいぼうけん」。貨車に乗って行くと、トーマスたちの待つ機関庫に到着します。室内が暗いので、チビは結構にビビッてました。

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屋外のアスレチックはかなり気に入った様子。順番待ちをガマンさせるのにひと苦労でした。

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数あるキャラクターの中で、1番のお気に入りがクレーンの「クランキー」。年齢制限でアトラクションに乗れないことがわかると、大きな声で名前を連呼していました。恥ずかしかった・・・。

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いくらチビでも、アイスの誘惑には勝てないのか。オヤヂやカミさんは、ミネラルウォーターをがぶ飲み。野球の方がまし?と聞かれたら、「うん」て言ってしまうかも・・・。

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「トーマスランド」を後にする直前の1枚。この15分後に、カミさんとチビは車の後席で爆睡。当然と言えば当然の行動ですが、オヤヂは黙々とハンドルを握ったのでありました。

どこを見ても、子供たちは元気だし大人は疲れ切ってるし。日陰が少ないし、ベンチもあまりありません。暑さは怖い。道すがら事故も見ましたし、救急車とも何回かすれ違いました。
唯一県境の朝霧高原では、温度計が25℃を指していたので、思わずサンルーフや窓を開けて走りました。やっぱり天然の風は1番!

今は疲労と足腰のだるさで、足中シップだらけです。チビから臭いと言われてしまいました。今日のオヤヂは、いったい何だったんでしょう。

久々に音楽ネタ

18日に行うコミュニティーレストラン「てまえみそ」(浜松市中沢町)でのリベンジライブ。その曲目と曲順が決りました。ここのところ「レパートリーの停滞?曲の使い回し?」と思われがちな「F&R」の活動状況ですが、いやいや慣熟のために歌い続けていたわけで、ようやく何曲か自信を持って披露出来るようになりました。では、プログラムです。

・飾りじゃないのよ涙は(井上陽水)
・案山子(さだまさし)
・ふるさと(松山千春)-リッキー・ソロ
・夢(さだまさし)-オヤヂ・ソロ
・空も飛べるはず(スピッツ)
・涙そうそう(夏川りみバージョン)
・古都(風)
・22才の別れ(風)


今回のテーマは「ふるさと」。時節柄いいテーマだと思います。「案山子」はふるさとの親が子を思う歌、「ふるさと」は都会に出た息子が、ふるさとにいる親を思う歌。そして「涙そうそう」や「古都」は、古きよき日本の情景を美しく歌いあげたものです。オヤヂふたりがそれをどれだけ熱く歌えるか。

リッキーとは活動を始めてから、そろそろ4年が経過しようとしています。フォーク好きが興じて始めた活動ですが、ライブはもちろんのこと、最近は「歌付き教育講演会」という新しいジャンルも経験することに。県内はもちろん県外からも声を掛けていただき、つい先日は神奈川県からも問い合わせがありました。急遽相棒リッキーと共にパンフレットを作成して、活動内容を具体的に紹介することにしました。

テクニック的には決して胸を張れるレベルではない「F&R」ですが、何より音楽の好みや価値観が一緒なので、とてもやりやすい相棒であることに変わりありません。「理屈よりもまず歌う本人たちが楽しくなくては」がモットー。これはユニットとしては最も大切な要素です。

「てまえみそ」ライブに話を戻します。満員でも20名ほどの空間、これが我々にはとても居心地のいい空間なんです。オーナーの富田さんを始めとして、スタッフは「さだ」好きの個性派が揃っています。我々が乗せられていると言った方が正しいかもしれない。リッキーの教え子や幼稚園関係者もお出でいただけるということなので、楽しい時間になりそうです。練習(稽古)は明日の午前中のみ。みなさんにいいご報告が出来るように、心底楽しんできたいと思っています。

やっぱり練習試合は強いわ

函南町少年野球クラブ13-0柏木バファローズ

清水町少年野球団5-1函南町少年野球クラブ

清水町少年野球団3-0柏木バファローズ


どうです、練習試合は強いんです。相変わらず貧打戦でしたが、肝心な時に1発が出て2連勝してしまいました。声も良く出るし、動きもいい。今日も6-4-3の併殺を取ったり盗塁を刺したりと、よく守りました。監督も苦笑いで、
「こいつら、訳わかんねぇ」
と、頭を掻いていました。

第二試合「函南町少年野球クラブ」戦は、ワイルドピッチで先取点を献上したもののその後は良く守り、四球とエラーで満塁となったところで、5番望月選手の値千金のホームランが炸裂! クリーンアップの面目躍如となりました。
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やったね、6年望月選手!
「柏木バファローズ」は、東京から合宿で来ていたチーム。第一試合は「函南町少年野球クラブ」にコールド負けを喫し、旅の疲れか元気がありませんでした。体の大きな選手、肩の強い選手がいましたが、第三試合も動きが鈍く結局無得点。
「清水町少年野球団」はまたまたランナーを溜めて、今度は山田選手の走者一掃の3塁打が! タイムリーが出るのは本当に久しぶりのことでした。ベンチも終始いいムード。ああ、これが公式戦だったら・・・言うまい言うまい。
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やれば出来るじゃん 6年山田選手!
場所は伊豆・天城高原。でも高原とは名ばかりで、焼けるような日差しは下界と何ら変わりません。オヤヂの干物が出来るかと思いました。先週危険な思いをしたので、今日は水分をしっかり摂りました。結局スポーツドリンク1本、緑茶1本、そしてミネラルウォーターを2本(すべて500ml)を飲み干しました。

お盆休みに入ったので、渋滞も半端ではありません。伊豆の混雑は相当なものです。自分は選手たちの車両と別行動したので、ウラ道に次ぐウラ道を使ってほとんど渋滞にははまりませんでした。

閑話休題

さて、今夜は「ペルセウル座流星群」が極大を迎えます。0時過ぎから空が賑やかになると言います。新月で空が暗いのもいい。本当は外に飛び出して一晩中見ていたいのですが、さすがに今日はバッテリー切れ。ゆっくりと休むことにします。

少年院への訪問

静岡市の郊外にある、中等少年院「駿府学園」を訪問してきました。オヤヂが名簿を汚しているNPO「夢楽団」(現在法人化申請中)が、来年度の慰問をお願いしているため、学園長へのご挨拶と施設の見学が目的です。「夢楽団」発起人のズィズィ鈴木理事長が学園長とお知り合いだったことから実現したものです。本当ならば相棒のリッキーと3人でお邪魔する予定でしたが、大学の急用で欠席。東名静岡I.Cでズィズィ鈴木氏と合流、猛暑の中1時間40分の道のりでした。

「駿府学園」は、閑静な住宅地のはずれにありました。外見からは、そのような施設であることは想像出来ません。塀も低く、民家も道路を隔てて数件ありました。
まず会議室に通されました。建物の中はとても静かで、物音ひとつしませんでした。続いて松本学園長にご挨拶しました。そこでちょっとしたトラブル発生。
「現在慰問の申し入れはお断りしているんです」
学園長のひとことに、ズィズィ鈴木氏が反応。
「先日見学をお願いした時に、担当の方が慰問の受付をするというから、今日来たんですよ。話が違うじゃありませんか」
聞けば、更生施設に課せられるカリキュラムが相当に立て込んでいて、慰問に割く時間が取れないというのです。ズィズィ鈴木氏と話をした職員の方は他から赴任したばかりで、まだ施設の方針がわかっていないということでした。この時点で、慰問は完全消滅です。
「ここにもゆとり教育のシワ寄せが来ているんです」
学園長は、このように仰っていました。
「見学はどうぞなさって下さい」
と、さっそく施設内を案内されました。

施設は職員のいる管理棟、院生の生活する居住棟、作業や教育を受ける教育棟で構成されています。外に面している管理棟だけに、窓には鉄格子が設置されていました。教育棟へ向かう途中に鉄製の格子扉があり、開錠して中へ入ります。これから先の建物には、鉄格子などは一切設置されていません。

講堂、研修室、作業場と案内されましたが、外は猛暑。各室内は窓が開いているもののむせ返るような熱気でした。エアコンなど設置されていないのはわかっていましたが、あまりの暑さに眩暈がしたほどです。どんどん汗が噴き出して、身の危険を感じました。

院生が休憩中だったので、居住棟の部屋の中は見学出来ませんでしたが、中庭から葦が下された各部屋からは、物音ひとつ聞こえてはきませんでした。廊下だけ見せていただきましたが、棟の中央には教務員の方が1名待機していました。部屋の中も、相当な暑さのはず。

会議室に戻って、再び学園長とお話をしました。
「ここには、虐待を受けた子供たちが多く入院してきます。ずっと暴力を篩われ続けてきて、体が大きくなって少し抵抗してみたら、なんだ、親父ってこんなに弱かったんだと、そこから形勢逆転となって子どもたちは暴力を篩い始めるんです。学校では人に親切にせよという反面、知らない人が声をかけてきたら逃げろと言う。振り回された子供たちだって被害者だと私は思います」
重い言葉でした。でも、それをどうやって受け止めたらいいのか、オヤヂには少し時間が必要です。

慰問の計画はなくなってしまいましたが、とても貴重な時間を過ごすことが出来ました。

○「駿府学園」概要
関東甲信越・静岡管内の家庭裁判所で、初等または中等少年院送致決定を受けた少年のうち、短期間で改善・更生する可能性が大きいとされた、おおむね18歳未満の少年が生活しており、日々改善に取り組んでいます。

○2つの教育コース
「駿府学園」での教育には、進路に応じて2つの教育コースが用意されています。なお、標準教育期間は5ヶ月となっています。
・教科教育課程
中学生及び高等学校等への進学を希望する少年のコースです。主要5教科の基礎をしっかり学びます。
・生活訓練課程
出院後の進路及び就職先等を明確にするために必要な、職業上の知識及び技能の習得に励みます。

○教育課程
・新入時教育課程
①園内生活における決まりについて学びます。
②自分の問題点を見つめ直し、改善のための方法を見つけます。
③前向きに教育活動に取り組む姿勢を育てます。
・中間教育課程
各教育コースの教育活動や、個々の問題性の改善に本格的に取り組む時期です。
・出院準備教育課程
①社会人としての自覚を促し、出院後の生活設計を明確にさせます。
②規律を守る生活態度を定着させます。
③奉仕活動や社会学習を通して、社会の一員としての体験から多くを学びます。

「公式戦」という呪縛

オヤヂです。みなさんにご心配をいただき、ありがとうございます。まだ本調子ではありませんが、少しずつ戻していこうと思っています。

速報のような形でお知らせした先日の公式戦。何とも後味の悪い、そしてどう考えても次には繋がりそうもない試合運びに、想像以上に自分がダメージを喰らってしまいました。前日までの厳しい練習と、これまでの口惜しさを踏み台にして、選手たち自身が神風を吹かせてくれるのではと信じていましたが、試合の内容以前の問題だということがはっきりわかりました。こんな気構えでは、相手チームに対して失礼だとも思いました。厳しいことを書くことになりますが、4年間少年野球に携わってきたオヤヂのぼやきと思って読んでいただけたら幸いです。

「もしかしたら勝てないかもしれない」
こんなありがたくもない思いは、試合前の練習を見た時点で顔を出しました。野球場に隣接する中学校のグラウンドを借りて、選手たちは体と緊張感をほぐしていました。自分が出向いた時はフリーバッティングの最中。レギュラーが順番に打席に立ち、ジュニアが守備に就くいつものスタイルです。ところがそのレギュラーたち、コーチが絶好球を投げているにも関わらず、そのほとんどがフライ。しかも外野まで届かないのです。上体が傾いてしまって、バットがすべて下から出ているためです。飛距離が出ないからなおさら力んでしまって、フォームがバラバラ。その横では打順を待つ選手たちが、素振りもせずにただ突っ立っているだけ。中にはずっと下を向いたままの選手もいました。野球場では「リトルメッツ」と「ドリームキッド」の試合が行われていて、時たまもの凄い歓声が聞こえてきます。それに反応して顔を上げる選手の表情は、悲壮感そのものでした。最後の守備練習でもボールが手に付かず、グラブからこぼしたり送球で暴投したりと、何ともひどい有様でした。しかも声もまったく出ていない。外野手で肥満気味の6年生は、その練習ですでに膝に手をついて肩で息をしている始末。
「この選手たちにとって公式戦は晴れ舞台ではなく、苦痛さえ伴う鬼門なのかもしれない」
こんな風にも感じました。
監督さんが寄ってきたので
「自分が写真を撮ると芳しくないのでやめましょうか?」
そんな冗談を飛ばすと、
「いやいや・・・。対戦チームは体調不良の子もいるらしいから、こちらに運気が巡ってきたかもしれない。他力本願でも何でも、とにかく勝ちに行きますよ。」
監督はこう言い切りました。

1試合目は「ドリームキッド」の大勝でした。予想通りの結果です。「少年野球団」は、敗れた「リトルメッツ」との対戦となりました。
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長男も守備ではそこそこでしたが・・・
初回オモテの攻撃ですでに3点を献上、その後相手のミスなどで2点を返しました。ところが3回に1点、5回には四球とヒット、そしてフィルダースチョイス等重なって、なんと6点を奪われる始末。いつものようにランナーが出るといいようにかき回されて、完全に自分たちのペースを見失ってしまいました。反面「少年野球団」の攻撃は、力んでしまってフライの連続。転がせばイレギュラーやエラーを誘うかもしれないのに・・・。練習ですでにへばっていた6年生の外野手は、第1打席が内野フライに終わると、早々に4年生と交代させられる始末。しかも、その4年生が3塁打を放って2点を返したもんだから、まるで6年生の立場がありません。力の世界は厳しい。
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4年生高島選手の3塁打
100分ルールが適用され6回の攻撃で最終回となりましたが、奇跡が起きることなく2-9で大敗を喫してしまいました。長男も6-4-3の併殺を決めたプレーは及第点でしたが、2打数ノーヒット1四球。お寒い内容でした。
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4年生佐野選手のヒット
2試合目はいよいよ強豪の「ドリームキッド」。
「10点差つけて一泡吹かせるぞ!!」
監督の檄が飛びました。先発投手は6年生ではなく4年生を起用。ジュニアではエースですが、相手強力打線にどう立ち向かうか、その4年生投手を6年生がどうやって盛り上げていくのかが最大の見所となりました。
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4年生芝山投手の力投
すでに1試合済んでいるので、さすがに緊張はないだろうと思っていましたが、どうにもバットにボールが当りません。当ってもボテボテの内野ゴロかフライになってしまい、たまにライナー性の当りが飛んでも、野手の真正面だったりとツキさえ味方してはくれません。一方「ドリームキッド」は、四球出塁→盗塁→送りバント&ヒットと、セオリー通りに加点。「少年野球団」の中継プレーのまずさも手伝って、3回までに0-5とリードを許してしまいました。
その後5回にも無死満塁のピンチがありましたが、何とか無得点に抑えました。ここで例の外野守備の6年生が再び4年生に交代、さっそくヒットを放つもののこちらも無得点に終わりました。ホームが遠い・・・。
とにかく4年生が本当に頑張りました。ヒットを放ったのはすべて4年生。特にピッチャーは顔色ひとつ変えずに、無心に投げ続けていました。まだまだ制球が定まらずに四球も出しましたが、とにかく自分に与えられた機会を必死で投げ抜いていました。こんな4年生は見たことがありません。6年生がエラーをしても、点を取ってくれなくても、嫌な顔ひとつせずに黙々と投げ続ける姿に、ファインダーを覗きながら、「ごめんな」と呟いて思わず涙が出てしまいました。影の薄い5年生も3人控えてはいるのですが、結局最後まで試合に出ることはありませんでした。相当に奮起をしないと、来年は4年生に全ポジションを奪われかねない状況です。
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芝山投手は走塁でも果敢に盗塁
この試合でも100分ルールが適用され、6回オモテの「少年野球団」の攻撃でゲームセット。今回も1勝も挙げることが出来ず、しかも2試合で2点しか取れない最悪のチーム状況。選手たちにしてみれば、「100%の力を出した」という実感はあるかもしれませんが・・・。
強力打線を5点に抑えたピッチャーは見事。9月に4年生以下のスーパージュニア大会があるので、そちらは大いに期待出来そうです。

選手たちは30分に及ぶお説教。あとで長男に聞いたら、
「これからキャッチボールの時からやる気の見られない選手は、その場で荷物を持って帰ってもらう。試合にも出さない。そのつもりでいろ!」
という檄だったそうです。その後1時間のノックを受けましたが、その動きは軽快そのもの。まるで「公式戦」の呪縛から開放されたかのような印象を受けました。非常にさびしい思いをしました。

帰宅後、長男と話をしました。
「4年生ピッチャーを助けられなかったのは6年生の責任。全力でプレーしたと言いたいところもあるだろうけど、これがおまえたちの今の実力。体の大きさだってそう変わらないし、同じ6年生なのになぜこれだけの差がついてしまうのか。きっと普段の練習以外に、ひとりひとりが努力してるんだよ。だから自信を持ってプレーが出来る。おまえたちみたいに、負けたらどうしようなんて考えてる時間も惜しんで練習してるんだよ。」
それから監督からのお説教に準えて、こんなアドバイスもしました。
「とにかく気を抜くな。公式戦が終わった今こそが1番大事な時。」
11日から14日まで夏期練習を行います(12日は伊豆天城で、東京のチームと練習試合)。当面の目標がなくなった6年生、この暑さも加わってモチベーションの低下が心配です。しかも世間はお盆休みの真最中。自分でさえ、公式戦が終わって気が抜けている状態ですから。そこで監督は、ひとりひとりの「やる気」を見極めるのではないかと。スーパージュニア大会が終われば公式戦は残り2試合となり、成績を横目で見ながら来年のチーム作りを始める時期でもあります。この4日間の練習や試合に臨む姿勢如何で、選手たちを篩いにかけるかもしれないからです。長男は納得していたようですが、本当のところは練習を見てみないことには始まりません。

12日の天城での試合は昨年も行きましたが、ほとんど日陰がありません。しかも盆地なので、暑さたるや危険を感じるほど。今日になってようやく体調が復活してきただけに、何とかして行きたい気持ちはありますが・・・。
欲は言いません、とにかく元気ハツラツな選手たちが見たいのです。

神風は吹かず

清水町少年野球団 2-9 リトルメッツ

清水町少年野球団 0-5 ドリームキッド

神風は吹きませんでした。応援いただいたみなさん、ありがとうございました。
暑さのためか眩暈と少し吐き気があります。試合内容については、少しお休みをいただいた後回復次第更新致します。申し訳ありません。

明日は決戦

今日も暑かった・・・。

明日は「町民スポーツ祭兼学童野球黒潮大会」の公式予選の日です。6年生にとっては、町内で行う最後の公式戦。先日ジュニアチームが1勝を挙げましたが、レギュラーチームは未だ未勝利。どうにも公式戦になると金縛りに遭って、信じられないプレーが続出します。技術的には遜色ないとは思うのですが、メンタル面で非常に弱い。

そんな思いを払拭するには、とにかく練習あるのみ。酷暑の中、選手たちはバッティングに守備にと、最終調整なんてそんな洒落た練習ではなく、ひたすら泥だらけになってボールを追いかけていました。
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オヤヂは午後から出掛けました。寝不足と暑さは急激に体力を奪うので、外野の日陰からカメラを構えて観戦。かなり強い南風だったので涼しさはまるで感じず。5時の終了の頃には、かなりへばりました。監督やコーチ、手伝いの親御さんたちには、本当に頭が下がります。1日灼熱のグラウンドで動き回っているのですから。休憩になると、
「ビール飲みてぇ~!!」
気持ちはわかります。

選手たちはそれを知ってか知らずか、今日もたっぷり監督らに怒られていました。長男もご多分に漏れず、ショートのポジションでバウンドを合わせ損ね、ボールは左中間を抜けて長打になってしまいました。
「おまえのいい加減なプレーで、明日サヨナラ負けなんて冗談じゃねえぞ!内野ゴロがどうやったら3塁打になるんだ!もう帰って寝ちまえ!!」
監督からの雷が落ちました。確かにレギュラーのするプレーではありません。オヤヂの方が恥ずかしかった。ただレフトとセンターのカバーが遅れたことも監督は見抜いていて、その二人にも聞こえるような大声で注意をしたのですが、当人たちは自分のことではないと涼しい顔。気付いているのは親御さんたちだけという、何ともお寒い現実でした。このあたりが常勝チームとの差です。

町内での予選をすべて勝ち抜けている「ドリームキッド」は、本当にスキのないチームです。パワーもあるし、ボールへの執着心がもの凄い。とにかく最後の最後まで諦めるということを知りません。明らかにレベルの違いを感じますが、何が起こるかわからないのが少年野球。神風が吹くように祈るだけです。

試合開始は11時、みなさんからの応援もよろしくお願いします!

衝動買い

昨日、全国的に梅雨が明けました。これで身も心も夏!と弾けたいところですが、西日本では台風だし、その影響で静岡も天候が安定しませんでした。明日も1日雨の予報が出ているので、おとなしく書きもの作業をしていた方がいいかもしれません。台風の被害が出ないことを祈ります。

午後から書店へ出掛けた時に、衝動買いをしてしまいました。講談社から発売された週刊「昭和の鉄道模型をつくる」です。
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1冊につき特集記事と1種類のパーツが付属されていて、50巻すべて購入すると、60cm×45cmの昭和の風景の中を走るジオラマが完成するというわけです。つい先日畳一畳分のジオラマを処分したばかりなのに、またこんなものを衝動買いしてしまって、つくづく模型好きなんだと苦笑いしてしまいました。実は先月創刊だったらしく、今日は第2巻も発売されていました。ちなみに創刊号のパーツは旧型国電、第2巻はレールセットでした。
大型のジオラマを制作した時に、余ったパーツや家屋の模型が残っているし、車両はすべて保存してあるので、今からでも作ろうと思えば十分可能。でも、今は一気に作り上げる体調ではないので、コツコツと組み上げていく方が性に合っていると思ったからです。昭和の町並みってやつにも惹かれましたし(笑)。
創刊号は特別価格780円、2巻からは1,490円なので50巻合計すると、しめて73,790円と結構な金額になります。ダブるパーツの時は省いて、なるべく安くあげたいと思います。

模型好きに乗じて書いてしまいますが、ラジコンも大好きです。本当なら梅雨が明けてガンガン走らせたいところですが、整備もしていないし今すぐに対応出来る仲間もいません(もちろん自分も)。シャーシーの規格が何種類か決って発売されているので、それに合致するボディーだけ作るという楽しみもあります。
手軽さなら電動に分がありますが、パワーと音を楽しむなら断然エンジンカーです。独特の排気臭がたまりません。ただ、高速回転するエンジンはまめにメンテしないとすぐに錆びてくるし、オイルが砂を巻き込むので走行後はパーツをバラして、洗浄剤で洗わないとなりません。手間がかかります。

カメラにしても、鉄道模型にしても、ラジコンにしても、趣味と名がつくものにはそれなりにお金がかかります。どれかひとつだけを、順番に楽しむことが出来ればそれが一番の理想なんですが。

さぁ、8月です

まだ一部梅雨明けしていない地域もありますが、とりあえず8月です。今月もあれこれと予定が入っています。はっきりと決っているものを挙げてみると・・・

 5日 少年野球・黒潮大会清水町予選
 8日 カウンセリング
10日 中等少年院「駿府学園」訪問
11日 「リッキー'sブランチ」
12日 少年野球・遠征試合帯同(天城)
18日 「リッキー'sブランチ」 「てまえみそ」ライブ
19日 少年野球・練習試合
22日 カウンセリング
23日 コマツテクノセンター見学会
25日 「リッキー'sブランチ」 相模女子大模擬授業
26日 少年野球・練習試合


「てまえみそ」の練習もどこかに入ってくるでしょうし、お盆の時期なのでカミさんの実家へも顔を出します。はたまた息子たちから「夏休みどこかへ連れてって」攻撃で、富士急ハイランド内の「トーマスランド」へ行く予定も入りそうです。リハビリのつもりで頑張ります。ただ、すべて予定通りとはいかないでしょうから、空いた日は休養に充てることにします。

ニュースを観ると、選挙の後始末&体制づくりで話題テンコ盛です。選挙の結果はご存知の通り。第一党がひっくり返って、これからの法案審議は一筋縄ではいかなくなります。国民の審判が下ったわけですから、与党も野党も裏切ることのない政治を行ってほしいです。残念だったのは、投票率が60%を切ったこと。「関心が強い」という下馬評も、フタを開けてみれば10人のうち4人は投票に行かなかったことになります。投票率が減れば与党に有利という予想も大きくはずれました。比例代表というシステムも、正直言ってよくわかりません。

ただ、選んだ側も選ばれた側も責任があります。これからの動向を注意深く見ていないと、いつの間にか再び与党が返り咲いてしまうかもしれません。現在安倍さんの続投に対して、賛否両論の声が飛び交っています。自分は続投を支持します。決して与党を応援しているとか同情からではありません。国民の意思表示がはっきりしたし、支持率はさらに下落するかもしれません。野党からも「続投すれば攻撃がしやすくなる」という意見まで出ています。そんな逆境の中で、お手並み拝見という心境なんです。ここで踏ん張れば本物、そうでなければそこまでの人だったということです。人事を刷新しただけで、相も変わらず「美しい日本を作るという私の目標を、国民の皆さんにご理解いただいているはず」なんていう勝手な思い込みを続ければ、衆議院の総選挙でも同じ様な結果になってしまうかもしれません。
「美しい日本」って何? 生活保護を一方的に打ち切られて、「おにぎりを食べたい」というメモを残して亡くなっていく人がいる世間は、「美しい日本」からはほど遠い存在です。さてさて安倍さん、お手並み拝見です。

政治なんてよくわかりもしないのに、なぜこんなことを書いたかというと、今日「リッキー'sブランチ」の収録があって、選挙ネタで盛り上がったからなんです。

他には「肥満は伝染する」という記事。なんでも肥満の友人を持つ人は、自身も肥満になる確率が57%増大するのだそうです。
「なんだ、俺たちのことじゃん」
リッキーのひとことに、小坂Pとともに思わず吹き出してしまいました。もりもり食べている人を見ることによって、見ている人の食べることをつかさどる脳の部分が刺激を受けるからなのだそうです。確かに最近は、遅い時間にリッキーとカレーを食べるのがマイブーム。気をつけなくてはいけませんね。

最後は先週の相模女子大での、有賀先生の楽しかった授業の中身をお話しました。さすがに火曜日ではネタ不足。今年の春のセンバツで優勝した常葉菊川高が、今日決勝戦に臨みます。収録ゆえにそのネタさえご法度だったのです。仕方なく
「今度は中学から特待生制度を検討だとさ」
と矛先を変えて、半ば無理やり話題を膨らませました。

今日の2曲
・落 陽(吉田拓郎)
・明日に向かって走れ(吉田拓郎)


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